2022/04/09 コラム

路面電車になりたかったホンダ車? カボチャの馬車をイメージしたトヨタ車!?「クルマらしくないデザイン5選」

マイナーチェンジ前の顔は確かに!



■カッコいい登山靴なのだ 「トヨタ シエンタ」




トヨタのコンパクトミニバン、シエンタ。初代は後継車になるはずだったパッソ セッテ/ブーン ルミナスの不振から、結果的にロングセラーとなった。現行の2代目は2015(平成27)年に登場。12年ぶりのフルモデルチェンジで生まれ変わったその姿は、なんと「靴」だった。

デザインイメージは「アーバントレッキングシューズ」。つまり、登山靴である。ただ、ひと口に登山靴といっても、トレッキングシューズはオールラウンドに山歩きを楽しむ軽登山用。そして、今どきのトレッキングシューズは機能性に優れるだけでなく、デザインもオシャレなのだ。

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前後を大胆なガーニッシュで引き締めたスタイリングは、つま先やかかとにプロテクターを施したトレッキングシューズを確かに連想させる。また、独特の質感表現に効果的な “とめ”、“はね”、“はらい” の一筆書きモチーフも見どころ。コンパクトミニバンの新しいスタイリングを見事に創造した。

〈文=戸田治宏〉

ドライバーWeb編集部

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