2023/12/19 カー用品 PR

“足まわり”のプロショップと“トヨタ”のプロショップの絆|GR Garage高辻 × K-one|

どんなレースでも勝てるマシンを作り込む

乗用車用だけでなく、トラックやレース用のタイヤまで扱う老舗タイヤショップ、K-one。オーリンズとの提携によるオリジナルダンパーも開発する「足まわりのプロ」だ。そんなK-oneがトヨタのプロショップと組んで作り上げたレースマシンを大公開!


GRガレージとのコラボ
 
トヨタ自動車の会長、豊田章男氏がこだわった「所有する・走る・ファン同士が語り合える」という、3つの楽しさを備えたクルマ造り。その思いはトヨタ86として実を結び、ワンメイクの「TGR86/BRZレース(現TGR GR86/BRZカップ)」がスタート。さらに、「町いちばんの楽しいクルマ屋さん」を目指してGRガレージが誕生。クルマ好きが集い、カスタムやモータースポーツ、eスポーツ、走行会イベントを催しクルマ文化を醸成している。
 
それを絵に描いたような情景が広がるのが、愛知トヨタGRガレージ高辻。前ページのタイトルカットは手前はGR86/BRZカップのクラブマンシリーズ参戦車、後方は右からプロフェッショナルシリーズ参戦車、ラリージャパン参戦車、今年の全日本ラリー選手権JN3優勝車という豪華な布陣で、いずれもカーライフレヴォリューションK-one(以下K-one)がマシンの製作とメンテナンスを手がけている。
 
ワンメイクレース、ラリーなどカテゴリーを選ばず「勝てるマシン」を作り込むことに長けたプロ集団の母体は、名古屋市で1966年に創業した老舗タイヤショップ「共栄タイヤサービス」。愛知トヨタとはタイヤの納入で長いつき合いがあり、モータースポーツでもディーラーメカニックの派遣や足まわりの開発などでコラボレーションしている。
 
GR86/BRZカップのクラブマンシリーズには地元のラジオ局、エフエム愛知でパーソナリティを務め、テレビ愛知の人気番組「黒ちゃんねる」でもおなじみの黒岩唯一さんが参戦中。96号車には公私とも親交が深く、黒岩さんのレース活動をサポートするL’Arc-en-CielのHYDEカラーのラッピングが大胆に施されている。GRガレージ高辻ではこのマシンを7月16~23日まで展示し、多くのファンが訪れた。
 
クラブマンシリーズはブレーキや冷却系、駆動系が複数メーカーから選べるのに対し、タイヤは指定の1種のみ、サスもTRDもしくはSTI製のみと選択肢が限られる。ゆえに、タイヤの空気圧やアライメント、前後の車高やプリロード(スプリングにかける負荷)の調整がセッティングのキモになる。ここでタイヤと足まわりの特性を熟知したK-oneの豊富な知見が存分に発揮される。
 
もう1台のGR86はプロフェッショナルシリーズを戦うマシン。第4戦の十勝からTGR-DCレーシングスクール育成ドライバーで、FIA-F4選手権やS耐に参戦する奧本隼士選手がドライバーを務める。
 
多くのプロドライバーが支持
 
名うてのドライバーが競い合うプロフェッショナルシリーズでシェア5割以上を誇るのがK-oneダンパーシリーズ。オーリンズダンパーをベースにK-oneが自社工房で仕様変更したレーシングダンパー、ローダウン時のスタビライザーの位置補正を行うスタビリンクはGR86/BRZカップの指定部品で、多くのプロドライバーから評価が高い。
 
ターマック(舗装)、グラベル(未舗装)、スノー(積雪)など、さまざまな路面状況でタイムを競い合う全日本ラリー選手権でもK-oneダンパー装着車が躍進。ドライバー:山本悠太選手、コ・ドライバー:立久井和子選手のコンビでJN3クラスにGR86で参戦し、2023シーズンの年間チャンピオンに輝いた。2022年の仕様を大幅に見直し、ドライバーの好みを反映したダンパーの味つけや、アクセルワークに対するエンジン制御、ABSの介入などマシンのクセを加味したサスと駆動系、ブレーキのセッティングがぴったりハマったのが勝因だ。
 
GRガレージ高辻では前述のダンパーやブレーキパッドなど各種K-one製品を取り扱っている。過酷極まるモータースポーツで鍛え抜かれ、プロドライバーから支持されるK-oneのアイテムをぜひあなたのGR86/BRZで堪能してほしい。
 
 

K-one
ミュージシャンのHYDEさんが応援サポーターのレースカー
 
エフエム愛知で月~木曜の17時~19時30分にオンエアしている「EVENING STREET」のパーソナリティを長年務める黒岩唯一(くろいわ・ただかず)さん。L’Arc-en-CielのHYDEさんのサポートを受けてクラブマンシリーズに参戦中。

K-one
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K-one
GR86/BRZカップを戦うもう1台の86
 
プロフェッショナルシリーズを戦う17号車は、第4戦十勝から奧本隼士選手がステアリングを握る。愛知トヨタからもメカニックが派遣され、K-oneとともに全力でサポート。

K-one
  

K-one
GR Garage 高辻
マネージャー 舘原裕幸さん
 
K-one
GR Garage 高辻
GRコンサルタント 片岡みちるさん
 

K-one
共栄タイヤサービス
代表取締役 小菅英久さん
●全日本ラリー第4戦久万高原ラリーでJN2クラス(GRヤリス)、JN3(GR86)でダブル優勝。K-oneラリーチームの躍進にご満悦
 

K-one
GR Garage 高辻
所在地:愛知県名古屋市昭和区高辻町5-1
TEL:052-883-7401
https://www.aichi-toyota.jp
営業時間:10:00〜19:00(火曜日〜土曜日)/10:00〜18:00(日曜日、祝日)
定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日
 
K-one
K-one

トヨタ店185拠点、レクサス店11拠点、フォルクスワーゲン店5拠点を展開する愛知トヨタ。本社ショールームには復刻プロジェクトでよみがったトヨタ2000GTやランクル40などを展示。GRガレージは高辻と鳴海の2拠点で、2023年9月3日には幸田サーキットyrp桐山で片山右京氏や谷口伸輝選手など豪華ゲストを迎えてサーキットイベントを開催。MCは黒岩唯一さんでK-oneが運営をサポートした。
 
〈文=湯目由明 写真=伊藤吉行〉

■問い合わせ先
共栄タイヤサービス
TEL:052-871-2055
https://www.k-one1966.com

ドライバーWeb編集部

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