2021/12/23 ニュース

日産リーフの再生バッテリーを搭載したスポーツカーも! 日産のはたらくクルマ10選

●とある事情により左ハンドルになっている



■ローソン 移動販売車両(日産NT100クリッパー)

ローソンの実店舗から商品を積み込んで販売に行くという移動販売車。軽トラックの荷台というコンパクトなスペースながら、20度C/5度C/常温/冷凍の4温度帯の商品を積載可能。最近では、高齢者の増加によって、アイスクリームや冷凍食品など冷凍のものが好まれる傾向にあり、冷凍スペースの拡大を検討中とのこと。



いわば移動式のコンビニ。高齢者施設や中山間部、学校、企業、工事現場、イベントでの移動販売を行っており、通常は立ち寄るポイントや日時は決まっているという。ローソン 新規事業本部 マイクロマーケット推進部の戸津茂人氏は「私たちも以前はお店を作って来ていただくという商売だったのですが、今は高齢化してきて、団地や集落に行ったほうがいいという風潮になりました。ちょうどコロナ禍も追い風になって、密を避けたいとか外に出たくないといった方が増えておりますので、移動販売のニーズは高まっています」と話している。



また、BCP(事業継続計画)対応ということで、ローソンの店舗が災害などで被災してしまった場合、被災していないエリアから商品を運んできてライフラインを提供することも行っている。実際に台風や洪水で店舗が被災した際に、稼働した実績がある。

移動販売車両は、北海道から沖縄まで全国で54台を導入済みで、台数は右肩上がりで増えており、問い合わせも非常に増えているという。なお、消費する電力に対処するため、サブバッテリーを積んでいる。車両は完全受注生産で、発注してから納車まで半年程度かかるとのことである。

ドライバーWeb編集部

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