2022/06/16 コラム

「ハエ」が写っちゃったカタログをゲット!? 日本最大級のクルマ「カタログ交歓会」に潜入

ACC・JAPANの会員は全国に約300人



■カタログゲット大会で涙をのむ

そんな交歓会に、編集部一番のカタログ好き・吉川が潜入してきた。カタログ取り放題会では、会員の方から放出された多くのカタログがテーブルの上に並べられ、欲しいものが取り放題。会員の方は語り合いながらも、カタログを見極める目は真剣。カタログの山を手際よくチェックして、お目当てのカタログを探し当てていた。

その後、貴重なカタログのゲット大会を開催。私も参加したが、どれも欲しいカタログばかり! くじ引き順で1部ずつ取っていくのだが、“あ〜あ先に取られちゃった”となってしまうわけ。涙をのんだのは1度や2度ではなかった。

ようやく手に入れたのは、インパネにハエが写ったマニア必携といわれるホンダ クイントのカタログ。その後、もう2回、チャンスがまわってきましたが、昭和30年代のダイハツの小型ボンネットトラック「F175」という貴重なクルマや、日産パオのカタログをゲットできた。パオのカタログは広げるとポスターになる四つ折りタイプの1種類だけだそう。豊富な知識を持つ会員の方の貴重なアドバイスは大変参考になった。

【写真】ハエが写っちゃったカタログ

カタログ集めは、もちろん個人での活動となるわけですが、会員の方で複数持っている場合などがあり、こうした交歓会で“放出”されます。他の会員の方が幸せになることは、自分の幸せにもつながる…そんな印象を受けました。もちろん、カタログに関する日ごろの情報交換もあり、非常に役立つものばかり。また、会員同士の異業種交流もできて、仕事の役に立ったということもあるそう。

なお、クラブの会費は無料ですが、会場費の捻出のために、交歓会当日に500円のカンパを募っていた。また、貴重なカタログの販売会もあり、2000円程度で販売されていた。

ドライバーWeb編集部

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