2022/04/14 ニュース

スバル アウトバックがソルテラ顔に!? 北米向けはアイサイトが3カメラに進化!

アイサイトが3カメラに!

スバルは4月13日、北米向けの主力車種アウトバックの一部グレードに、アイサイトの認識能力を強化する広角単眼カメラを新たに採用したと発表。既存の2眼ステレオカメラを含めると、3カメラになる。

新たな広角単眼カメラは、ステレオカメラよりもさらに広い範囲を認識可能。歩行者や自転車の認識性能を高めるとともに、認識した情報をアイサイトのシステムと連携して処理することで、低速で交差点に新入する際の横断自転車や歩行者との衝突回避、さらに万が一衝突してしまった場合の被害軽減に寄与する。

この広角単眼カメラは、米国で生産する北米向けアウトバックの改良に合わせて採用。2022年秋に「2023年モデル」として販売開始を予定している。

【画像】アウトバックがソルテラ顔に!?

そして改良内容はそれだけに留まらない。なんと、アウトバックの顔がスバル初のBEV、ソルテラに近いイメージに変わっているのだ。黒い樹脂パーツが大胆にあしらわれている。もしかして日本向けもこの顔に? スバル広報に問い合わせると、「北米向けアウトバックは、日本ではなく北米の工場で生産しています。フロントフェイスなどの変更も、北米のお客様の意見を取り入れ、北米スバルにて企画しています。ですので、このフロントフェイスを日本のアウトバックに取り入れることはございません」

そもそも、日本向けと北米向けのアウトバックは、フロントバンパーなどのデザインが異なっていた。今回の改良は、北米向けアウトバックの独自進化ということ。北米向けアウトバックの2023年モデルは、タフでワイルドな北米専用仕様「ウィルダネス」と、今回の「ソルテラ顔」の2枚看板になる。

この新しいフロントフェイスの日本導入は否定されたが、広角単眼カメラの追加は日本でも実施するはず。初搭載はどのモデルになるだろうか? 期待して待ちたい。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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