2022/04/07 ニュース

ホンダの中古車のサブスク「ホンダ マンスリー オーナー」が全国展開を開始

ホンダは中古車のサブスクリプションサービス「ホンダ マンスリー オーナー」の展開エリアを、2022年4月7日(木)より全国47都道府県、378拠点に拡大した。
 
ホンダ マンスリー オーナーは、所有する喜びと利用の気軽さを両立した、国内自動車メーカー唯一の、1カ月単位でホンダ車の利用ができるサブスクリプションサービス。
 
2020年1月から埼玉県内でサービスを開始し、以後、全国主要都市への展開拡大を図ってきた。そのなかで「これからホンダ車に乗ってみたい」という人や、複数所有のお試し、若年層を中心とした「クルマを保有する生活を体験してみたい」という声があったという。
 
それらさまざまなニーズに対して“最短1カ月から利用できる”手軽さや諸費用込みという料金体系のわかりやすさが評価され、2022年4月6日時点で約3900人が会員登録をしているという。

Honda Monthly Owner 

今後、自動車のサブスクリプションサービス市場はさらなる成長が見込まれることから、需要にいち早く応えるため、今回、全国展開および、すでに展開している都道府県において拠点数や車両数の拡充を図った。これによりさらに多くのユーザーが利用できるようになるのだ。
 
ホンダは、今後もホンダ マンスリー オーナーをはじめとした同社の製品をより気軽に体験できるサービスを通じて、一人ひとりのユーザーに自由で楽しい移動の喜びを提供していくとしている。
 

中古車をサブスクで利用できるのがホンダ マンスリー オーナー 

ホンダ マンスリー オーナーは税金やメンテナンス費用、自動車保険料などがワンパックで、最短1カ月から最長11カ月まで、定額でホンダの中古車を利用できるサブスクリプションサービス。
 
Honda Monthly Owner

ホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング」をはじめとした、先進装備を搭載した車両や、車いすを利用する人の移動をサポートする「車いす仕様車」など、充実のラインアップから好みの車両を選べる。
 
ホンダ マンスリー オーナーのウェブサイト
https://www.honda.co.jp/monthlyowner/
 
 
「試してみたい」が気軽にできる

ホンダは、これまで同サービスを利用した人の声として、アンケートの内容も公表した。

Honda Monthly Owner
●ホンダ マンスリー オーナー利用目的・用途(同サービスの利用開始前アンケート調査より)
 
利用用途は、クルマを保有する生活の体験や、買い替え検討を目的とした「試乗」が多く、そのほか「通勤・送迎」、ウインタースポーツなど季節性のある「趣味」といった、多様な期間限定の用途で利用する人が多いようだ。
 
また、コロナ禍における移動ニーズの高まりを受け、公共交通機関やカーシェアリングサービスに代わる移動手段としてホンダ マンスリー オーナーを利用するケースも見られたという。
 
利用したユーザーからは、「1カ月単位でいつでもやめられるので、気軽に利用できる」といった声のほか、若年層を中心にクルマ離れが進むなか、「所有する選択肢はなかったが、クルマがある生活の便利さに気付いた」といった声もあったという。クルマへの関心があまり高くない人にも「クルマのある豊かな生活」を実感してもらうきっかけにもなっているようだ。
 
 
〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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