前回は、内掛けハンドルを昭和なドラテクとして厳禁とした。予想どおり、疑問や否定的な意見も届いている。でも、とにかく自分のステアリング操作はどうなのかって見直してくれる機会になれば記事としての価値はあると思うんだよね。
まだやってる? 内掛けハンドルは百害あって一利なし
さてと、今回も昭和なドラテクのハナシをしよう。それは、雪道での走り方についてだ。東京でも降雪が記録される昨今、(今シーズンは少ないが)非降雪地域に住む人も雪道を走る機会は少なくないはず。積雪地域に住む人なら、冬期のドラテクについては経験的に身についている。ただ注意したいのは、シーズン前に降雪に備えるための主に非積雪地域に住む人に向けたメディア発信の記事だ。
いまだに、ドラテクも基本として「雪道ではエンジンブレーキを使おう」なんて紹介されている。滑りやすい路面でエンジンブレーキなんて、まさに昭和なドラテク。もちろん、エンジンブレーキが有効な場面もある。でも、決まりごとのような伝え方はマズイ(自動車メーカーの公式SNSなどでも、「雪道ではエンジンブレーキ」と伝えていたりする)。
たしかに、ABS(アンチ・ロック・ブレーキ)が一般的ではなかった昭和なら、滑りやすい路面でブレーキペダルを少しでも強く踏みすぎればタイヤがロック(クルマが走っているのにタイヤの回転が止まっている状態)を起こし制動力は確保できても旋回力が得られない状態に陥りやすかった。それを防ぐために、低めのギアを選択し、アクセルを戻すだけで済むエンジンブレーキがドラテクの基本として推奨されていたわけ。
ドライバーWeb編集部
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