2023/10/03 ニュース

スズキの新型スペーシアを示唆するコンセプトカー! 【ジャパンモビリティショー2023】

大容量のコンテナをモチーフとしたデザイン

2023年10月3日、スズキは2023年10月26日から11月5日まで東京ビッグサイトで開催されるジャパンモビリティショー2023の出展内容を発表した。

【画像】次期型を示唆するスペーシア コンセプトの画像

「スペーシア コンセプト」、「スペーシア カスタム コンセプト」はまもなく新型が登場するのではとウワサされている次期型スペーシア/スペーシア カスタムのコンセプトモデルと思われる。

広い室内空間と便利なスライドドアが魅力の軽ハイトワゴン「スペーシア」は、ユーザーの日常にワクワクを届けたいという思いを大事に2世代を展開してきた。今回出品するスペーシアは、「もっと自分らしく、もっと楽しく、もっと快適に」をコンセプトに、デザインはもっとたくさんのものを積み込めるコンテナをモチーフとしている。ガンガン使い込めて頼りがいのある印象を持たせることで、スペーシアらしい日常生活が楽しくなるようなワクワク感あるデザインと使い勝手のよさの進化を表現した。



スペーシア コンセプトは、頑丈な印象を与えるサイドのビード形状やカドを面取りしたようなボディ形状にボディデカールやレッドのアクセントカラーを施して、ワクワク感と頼りがいのある感覚をアピールしたデザインとなっている。スペーシアに乗ってお出かけするワクワク感を訴求できるルーフキャリアもショー用に装着している。



インテリアはブラウンを基調としたナチュラルな風合いのインパネ。温かみと丈夫さを想像させるキャンバス地のような質感が特徴で、居心地のいいアウトドアリビングのようにゆったりと過ごせる室内空間としている。コンテナをイメージしたビード形状をインパネやドアトリムにも施すことで、内外装の統一感を図り、ワクワク感を表現したという。



スペーシア カスタム コンセプトは、目指したのはホテルのラウンジでゆっくりとくつろぐような感覚で「上質さ、華やかさ」をアピール。メッキとツヤありブラックを組み合わせた端正で上質な印象を与える大型フロントグリル、内部をブラック化してギラつき感を抑えた薄型LEDヘッドライト、光が当たると緻密な柄がきらめくような華やかさのあるフィルムラッピングを施したルーフやミラー、ロワグリル加飾などを採用。スペーシア コンセプトとは対照的に上質感と存在感をより引き立てる堂々としたスタイルを目指した。




インテリアはボルドーと光沢のあるピアノブラックが生み出すツヤの差で、上質な雰囲気を表現。ツヤのあるパイピングを持った上質なシートが華やかな空間をさらに引き立てている。



また、装備面での最大の特徴が「マルチユースフラップ」。広い後席空間をより快適に、より便利にするために後席座面の前方にスズキ初の機構となるシートフラップを設定した。フラップの位置や角度を調整するだけでオットマンモードや荷物ストッパーモードなどユーザーの用途に合わせた使い方ができる。移動中も停車中も広い空間を余すことなく快適に便利に使っていただきたい…そんな思いをこのシートアレンジに込めているという。



そのほか、進化した予防安全装備や運転支援機能も搭載。スズキ軽初の新しい予防安全システムを採用した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」は、検知対象や検知範囲を拡大。ACC(アダプティブクルーズコントロール)や車線維持支援機能との連動によって、カーブ進入時の減速や先行車の軌跡検知による追従走行も可能となっている。また、リヤだけではなく、フロントにも超音波センサーを設置して近距離検知に対応した低速時の衝突被害軽減ブレーキを新たに装着した。

スペーシアがこれまで大事にしてきたワクワク感あるデザイン、乗る人みんなが快適便利に使える空間、安心・安全をさらに進化させた今回のコンセプトモデルを通して、楽しい暮らしへの期待感を訴求したいとのことである。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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