2024/04/17 カー用品 PR

【GR86/BRZカスタム】体で感じられる「BODY BUILD-UP PARTS」|CUSCO|

CUSCO
[クスコ]



モータースポーツの極限状態で磨かれた本物のパーツだけを供給するキャロッセ。自社チームのGR86でもレースを戦い、そのノウハウがクスコのパーツの性能と魅力を高める。







■剛性アップで走りが変わる

競技車ではボディ剛性を高める手段として溶接箇所を増やしたり、ロールケージを組んだりするが、ストリートカーに競技車と同じことをするのは現実的ではない。そこで、クスコでは車体に一切の加工をしない「ボルトオン」装着を前提に、競技車のような剛性感が得られることを求めた「ボディ剛性パーツ」をラインアップする。

これらはおもに車体下面、サスペンションが付く「メンバー」と呼ばれる骨組み構造周辺の剛性を上げるよう作られている。具体的な効果としては、シャープなハンドリングの実現からコーナーのみならず直線での走行安定性向上など、サスペンションキット装着とはまた違う、魅力ある乗り味を生むものである。

これらボディ剛性パーツは装着した際の効果が高いだけではなく「造りがいい」のも特徴。剛性を高めるパーツにおいて使用する部材の強度は重要だ。そのため部材にはスチール材を使用するが、このスチール材にもグレードがあり、クスコでは補強パーツに使用するのに最適なものを選んでいる。

設計においても部位ごと形状にこだわり、強い力がかかる部分では補強を追加するなど、ひと手間もふた手間も加えたものとしている。

きれいなブルーの塗装も、ボディ塗装のようにキチンと下地処理をしたうえで塗装しているというていねいさであるし、色もソリッド色でなく、コストが増える銀ラメ入りブルーが採用されている。これは見栄えをよくするという意味もあるが、実用的な面として飛び石があっても傷が目立たないことを狙ってのチョイスでもある。

このようなボディ剛性パーツは、足まわりチューニングの最初の一歩として選んでも間違いない。これから走りのよさを高めていきたいと思うのなら、まずボディ剛性パーツの装着を検討したい。

そして後々、サスペンションキットの装着などチューニングを進めても、ボディ剛性パーツはムダにならない。クスコのサスペンションパーツ類はトータルバランスを重視して作られているので、合わせて使うことでさらにバランスが取れたセットアップが可能となるのだ。




(囲み上)
パワーブレース フロントロワアームプラス 
価格:1万8700円

●フロントメンバー前端とロワアームのつながる部分の剛性アップを行うパーツ。アライメント変化を抑制する効果がある


(囲み下)
パワーブレース フロントメンバ- 
価格:2万2000円

●フロントメンバーとボディをつなぐパーツ。4点の支持で装着する。ハンドリングやブレーキングのダイレクト感が向上




(囲み右)
パワーブレース リヤメンバーサイド 
価格:1万8700円

●リヤメンバーとロワアームの取り付け部分を補強する。アライメント変化を抑制する効果が得られるのでリヤの挙動が安定

(囲み左)
パワーブレース リヤラテラルスタビ 
価格:1万6500円

●スタビブラケットとラテラルリンク取り付け部分を補強することで、ブラケットのねじれを抑制。スタビ効果低減を防ぐ




●フロントロワアームプラスの固定部。強度を出すための折り込みを設け、さらにバーからの入力を受け止めるための補強を渡すという凝った作り。こうした工夫は各パーツに盛り込まれている



●リヤラテラルリンク(前後)はリヤタイヤの横方向のアライメント変化を抑制。ターンバックル構造でトーとキャンバーが±12mmで調整可能。このパーツの作りも非常に凝ったものだ。価格は5万2800円



●トレーリングロッドはリヤタイヤ前後の動き、アライメント変化を抑制。キャスター角に±12mm調整幅を持たせる。装着には構造変更が必要(構造変更対応書類付き)。価格は4万2900円



●ストラットバー フロントTypeOS(2万2000円)とパワーブレース エンジンルーム(1万6500円)も装着。この2点はボディ剛性アップにおいて最初に試すべきパーツだ



●ストリートゼロAを装着。価格は18万7000円。仕様はフロントピロアッパーマウント、全長調整式、減衰力40段調整とハイスペック。スプリングはフロント、リヤとも7kg/mmを合わせる



●純正ダクトより断面積を増やし、形状もストレート構造にすることで吸入効率を高めたクスコ製エアインテークダクト。純正ダクトを外して付け替えるだけの手軽さもある。価格は3万8500円



●機械式LSDを付ける効果は曲がりやすさやトラクション性向上だけでなく、直進安定性も向上するので街乗りでもメリットがある。装着しているのは1.5wayのLSDタイプRS。価格は14万3000円



●アライメントの調整幅が広がるリヤラテラルリンク前後、トレーリングロッドを付けることで、18×9.5Jのホイールと235サイズのタイヤを履きつつ保安基準に適合させることが可能





キャロッセ
営業
小山啓紀さん

●クスコブランドを展開する「キャロッセ」は、ワールドラリー、国内ラリー、ダートラ、ジムカーナ、ドリフトなどのカテゴリーに自社製作車両で参戦しているパーツメーカー。モータースポーツの世界で磨かれた技術やノウハウを生かした製品の開発、販売を行っている


〈文=深田昌之 写真=岡 拓〉


■問い合わせ先
キャロッセ
TEL:027-352-3578 
https://www.cusco.co.jp/

ドライバーWeb編集部