2023/10/04 カー用品 PR

ハイエースならノーマル車高でもローダウンでも抜群の乗り味に変身させるダンパー「TAKUMI GHX MONO」とは

■大容量&単筒式ダンパーで走りを変える! TAKUMI GHX MONO

ハイエースを中心に各種カスタムパーツを長年に渡り手がけてきたリムコーポレーションが、そのノウハウをフルに投入したダンパーが「TAKUMI GHX MONO」シリーズ。リリース直後から高い評価を得ているこの製品は、今やカスタム派御用達のアイテムとして支持されている。今回はその理由を探るべくあらためて構造面をチェックしていきたい。

製品名の「MONO」からも察するように、このダンパーでは単筒式(モノチューブ)を採用している。この構造の利点はシリンダー内部を上下でオイル室とガス室に分ける方式により、余分な熱を瞬時に放散する点だ。直径57mmの極太ダンパーケースによる内部オイルの大容量化も手伝い、ヒート現象を極力抑止。ハードな走行環境下においてもつねに設定減衰力を発揮し続ける性能を手に入れた。

そしてもうひとつのポイントが装着方式に「倒立式」を採用したことだ。これによりバネ下重量を低減し路面からの入力をリニアかつソフトに吸収。運動性能と乗り心地をバランスよくアップグレードしてくれるのである。

なお「TAKUMI GHX MONO」シリーズには、ローダウンタイプと純正車高対応タイプのほか、ローダウンに必要な各種パーツをフルパッケージにしたサスキットシリーズもある。愛車の扱いにあわせて好みのタイプをチョイスできるのもこのシリーズの魅力といえる。

rim TAKUMI GHX MONO
●Rim TAKUMI GHX MONO (価格:4万4000円/フロント2本 4万4000円/リヤ2本)

フロント用は、純正比で「50〜80mmローダウン」対応タイプと「ノーマル車高〜38mmローダウン」にマッチする2つのタイプを同プライスでラインアップ。後者は車高ダウンを「ほどほど」 に希望するユーザーや、車両重量が増えたキャンピングカーユーザーにもお薦めだ。

なおりリヤ用はダウンブロックキットでのローダウン対応設計品のため、ダンパーの長さは純正品に則った設計となる。200系全グレードの2WD/4WDに適合している。

rim TAKUMI GHX MONO
●左がノーマル車高対応、右がローダウン対応のTAKUMI GHX MONOだ

ノーマル車高対応のTAKUMI GHX MONOにダンパーを交換しただけのスーパーロングを走らせてみたが、効果は歴然。
もっさりした動きが減少し、乗り心地の向上と軽快な走りを楽しめた。


rim TAKUMI GHX MONO

車高を50mm下げた車両にローダウン対応のTAKUMI GHX MONO とバンプストッパーのみを装着した状態でもその効果は歴然。ダンパーストロークをしっかり確保した設計により、高いロードホールディング性能を発揮した。

rim TAKUMI GHX MONO

■長年のノウハウを徹底投入した高精度設計

rim TAKUMI GHX MONO
●従来からのGHXシリーズと同様にケース径を純正に対して太くすることで内部パーツやオイル容量を拡大。これによりオイルのキャビテーションを防いで設定減衰力を確実に発生させるのだ

rim TAKUMI GHX MONO
●車体側との接続部、アイリングは耐荷重性能を確保するためダンパーケースとの接合にオー
バークオリティレベルの溶接処理が施された。なおダンパーロッドは高剛性を誇る直径20mm。特殊クロムメッキ&シール処理によりスムーズなストロークを実現

rim TAKUMI GHX MONO
●フロント上部のリテーナー類はツバ付きの成型品。これにより車体ブラケット側の定められた位置へと装着でき異音発生を防ぐ

■倒立式のメリット

TAKUMI GHX MONOは装着に倒立式を採用している。内部構成部品を上部に配置できるため、バネ下重量の軽減により運動性や乗り味向上にも作用するのがこの構造の利点だ。

下の写真はフロント側。アームとダンパーの隙間が非常に狭いが、同社ならではのノウハウを生かし限界域までダンパーケース径の拡大に成功している。

rim TAKUMI GHX MONO

■ローダウン用のフルキットも用意

Rim TAKUMI GHX MONO サスペンションキット
価格:
16万600〜16万3900円(Kタイプ:強化トーションバー26Φ)
16万5000〜16万8300円(Hタイプ:ハイパートーションバー 27.5Φ)

rim TAKUMI GHX MONO

「TAKUMI GHX MONO」 ダンパーとリムオリジナルのサスパーツをセットにしたサスキットもラインアップされている。ポイントは、装着しただけで手軽にスタイリッシュなローダウンフォルムとしなやかな乗り心地、優れた操縦安定性を体感できることだ。

キット内容はフロント用のトーションバー、さらに各種バンプストップキット、リヤ用のダウンブロックが含まれる。
「Kタイプ」、「Hタイプ」ともにロワード量は25、38、50、65mmを用意。

なお同社ではこのほかにも多数のサスキットを展開しているので、ウェブサイトで確認してほしい。


〈文=鈴木克也 写真=秋元栄二郎〉

■問い合わせ先
リムコーポレーション
TEL:048-551-5061
https://www.rim-corp.com

ドライバーWeb編集部