2023/04/20 新車

このシッカリ感で約230万円〜はアリ!?  だけど…スバル インプレッサ プロトタイプ試乗

●4ドアセダンを廃止して5ドアハッチバックに一本化。先代よりスポーツ色を強めた

新型で6代目を数えるインプレッサ。フルモデルチェンジは6年半ぶりだ。SUV版のXV改めクロストレックとともに、自社開発・生産車では現在もっともコンパクトなCセグメントカーとしてスバルラインアップの底辺を固める。

しかし、新型の国内向けはバリエーションが先代よりさらに絞り込まれた。

■インプレッサ バリエーション&価格(FF/4WD)
●ST-H:299万2000円/321万2000円
●ST-G:278万3000円/300万3000円
●ST:229万9000円/251万9000円


●写真は最上位のST-H(FWD〈FF〉車)。ボディカラーはマグネタイトグレー・メタリック

■まずはシンプルな構成で

ボディタイプは2022年11月に発表された米国仕様と同じく、G4こと4ドアセダンが姿を消して5ドアハッチバック一本に。名前は従来のSPORTではなく、シンプルに「インプレッサ」と改称された。

水平対向エンジンのパワーユニットも1.6Lを廃止し、2Lのみに。ハイブリッド(HV)のeボクサーを主力に据え、ガソリンも設定する。eボクサーは先代で4WDのみだったが、新型ではFFでも選べるようになった。WLTCモード燃費は同等グレード比で、eボクサー4WD車が15.2㎞/Lから16.0㎞/Lに向上。ガソリンは14.0㎞/Lをキープする。

グレード展開はeボクサーに2つ、ガソリンに1つの計3つを設定。先代のマイナーチェンジで登場したSTIスポーツは、とりあえず名を連ねていない。


●基本のボディは先に送り出させたクロストレックと共通。写真はダークメタリック塗装のアルミホイールが標準のST-G。タイヤサイズはST-Hと共通の215/50R17だ


●写真はST-H。11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムはベーシックグレードのSTを除き標準装備

ドライバーWeb編集部

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