2021/08/02 新車

盗難対策に指紋認証!トヨタ、新型ランドクルーザー300系を発表・発売…ディーゼル車も国内導入

●GRスポーツ


■リヤ トルセンLSDで高いコントロール性能を実現



リヤタイヤのトラクション性能を確保するトルセンLSDを採用。旋回加速時には後左右輪の荷重に応じて駆動力を最適に配分し、高いコントロール性能を実現。直進では路面状況の変化にレスポンスよく反応し、安定性の確保に貢献する(ZXに標準装備)。

■オフロード走行時のサポート機能



1)マルチテレインセレクト
オフロード走行において、タイヤの空転によりスタックや駆動力不足による失速が起こりやすい路面状況に応じた走行支援を、6つのモード(AUTO/DIRT/SAND/MUD/DEEP SNOW/ROCK)から選択可能なシステム。選択したモードごとに駆動力、サスペンション、ブレーキ油圧を自動で統合制御し、走破性を確保する。



また、動作範囲をハイレンジ(H4)にも拡大し、より広い範囲のオフロード走行に使用できる機能とした。なお、各種センサーの情報から走行中の路面状況を推定し、駆動力を最適化するAUTOモードでは、ドライバー自らモード切り替えすることなく、走行シーンに応じた走破性能を引き出せる。

2)マルチテレインモニター

車両周囲の状況確認を4つのカメラでサポート。フロント・サイド左右・リヤに搭載したカメラで捉えた映像をカメラスイッチで切り替えることで、ドライバーの死角になりやすい車両周辺の路面状況を確認できる。

また、フロント画面表示中に車両を停止させ、画面内のスイッチを押すことでアンダーフロアビューに切り替えることも可能。手前で撮影された過去の映像を床下透過映像として提供されるもので、その映像に現在の車両やタイヤ位置を示す線を合成することで車両下の状態や前輪の位置が確認できる。

さらに、車両を透過し、後輪周辺をクローズアップして大きく表示する新ビューも追加。タイヤ付近の状況や障害物との距離感を把握でき、スタックや行き止まりからの脱出に力を発揮する(GXを除く全車に、T-Connect SDナビゲーションシステムとセットでオプション)。

3)12.3インチディスプレイへのオフロード表示機能
ランドクルーザー専用表示として、オフロード情報表示画面を新設。傾斜計、デフロックのオン/オフ、アクセル・ブレーキワークなどを大画面に表示することで車両の状態を直感的に把握することが可能だ。

ドライバーWeb編集部

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