2024/02/10 ニュース

ドラレコとレーダー探知機がセットに!セルスターのハイテク用品をチェック

セルスター/大阪モビリティショー2023

ドライブレコーダーやレーダー探知機、デジタルインナーミラーなどのカーエレクトロニクス製品でお馴染みのセルスター工業。2023年にはさまざまなアイテムをリリースしてきたが、その優れた内容に業界も注目! 用品大賞2023のグランプリを受賞したドラレコ+レーダーの複合機は、誰もが欲しくなるニューカマーだ。

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■ドラレコ+レーダー探知機の二刀流で安全ドライブを強力にサポート!


セルスター
レーザー・レーダー受信機能付きドライブレコーダー
RD-40/RD-60
価格:オープンプライス
本体サイズ:W109×D30.5×H92mm(突起部除く)
別体カメラサイズ:W34.5×D16×H67mm(突起部除く)
映像素子:200万画素(フルHD対応)
フレームレート:30/10fps
記録媒体:マイクロSDカード(8~128GB)
レーダー探知機機能:レーザー・レーダー両対応、GPSレシーバー(おしらせ機能Ver.2、ほか)

今では当たり前の車載電子機器となったドライブレコーダー。前後2カメラタイプの普及も拡大し、1カメラモデルからの買い替えを検討しているユーザーもいることだろう。一方、レーダー探知機のニーズも一定数あり、上位モデルならレーザー受信やGPSレシーバーによるリアルタイムの取り締まり警告で安全運転をサポートしてくれる。

そんな車載電子機器のツートップが、欲しいスペックを1つに集約! 前後2カメラのドライブレコーダー+レーザー・レーダー受信対応のGPSレーダー探知機「RD-40」、「RD-60」としてセルスター工業から発売された。

このドラレコとレーダー探知機を合体させた製品は誰もが待ち望んでいたもので、フロントガラスに面する機器が集約されれば視界を妨げるものを減らすことができる。

最近のクルマは純正のカメラやセンサーが張り出している場合が多く、ドラレコは必須としながらレーダー探知機をスペース的に諦めていたユーザーもいるはずだ。取り付け工賃を含めてレーダー探知機への出費を許されなかったお父さんなどは、高機能なドラレコの装着というワンオペレーションで説得が可能に!?

とにかく理想だった製品の登場は業界にもセンセーショナルで、日刊自動車新聞の用品大賞2023にてグランプリを獲得したほどだ。

そもそも、なぜ今までドラレコとレーダー探知機の複合機がほとんど誕生しなかったのかというと、単なるコストの問題だけではない。

本体の小型化はもちろん、双方の電子パーツが干渉するノイズを抑制するなど、技術的な課題が大きかったのだ。これを見事に克服し、レーザー受信まで可能にしたのは業界初の快挙!

夜間もキレイに録画できるSTARVIS IMX307イメージセンサー搭載のドラレコもハイエンド級スペックとなれば、選ばない理由はないはずだ。ちなみに設定される2モデルの違いは同梱されるマイクロSDカードの容量で、販売店が限定される「RD-40」が32GB、一般販売店向けの「RD-60」が64GBというもの。基本性能は同じなので、必要な方を選んでほしい。


●大阪モビリティショー2023に出展し、注目の新製品をアピール! カーエレクトロニクス製品のメジャーブランドだけに、実用性と安全性には特にこだわっている

■クルマや家庭で使いやすい安全性を追求したポータブル電源


(左)ポータブル電源 PDL-300
価格:オープンプライス
サイズ:W315×D160×H236mm(突起部除く)
重量:4.8kg
内蔵バッテリー容量:24000mAh(307.2Wh)
充電時間:14時間
出力:AC100V×2(定格280W/最大300W)、USBタイプA×2(5V/2.1A)、DC12Vアクセサリーソケット×1(8A)、ワイヤレス給電(Qi/10W)
入力:DC15.5V/2.5A(最大)

(右)ジャンプスターター LJP-9600
価格:オープンプライス
サイズ:φ79.5×H190mm(突起部除く)
重量:625g
内蔵バッテリー容量:9600mAh(30.72Wh)
出力電圧:DC12V
始動電流:200A
出力電流:400A(最大)
USB端子:USBタイプA×2(5V/1.1A+2.1A・最大)
Bluetoothスピーカー:再生出力2W(モノラル)

アウトドアや車中泊での使用、災害時の備えとしてニーズが高まっているポータブル電源。AC100Vコンセントが使える利便性は非常に高く、愛車に給電システムが搭載されていないユーザーにとっては、その便利さが後付けできるというメリットがある。

ただ、心配なのは粗悪なモバイルバッテリーなどで発生している発火などの重大事故。車両火災という最悪の事態を招いては、人命に関わってしまうから心配だ。

そこで注目したいのが、車載電子機器メーカーのセルスター工業から発売されるポータブル電源「PDL-300」だ。車載で使用することを前提に設計されており、内蔵バッテリーには発火や爆発が起こりにくいリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用。

このバッテリーは安全性が高いだけでなく、使用温度も-5℃~+50℃と過酷な環境に対応。自己放電も少なく、約1000回繰り返し充電して使えるロングライフ性能も備えている。

実用面に直結する給電機能は、正弦波のAC100Vコンセントを2口装備し、50Hz/60Hzの切り替えはワンタッチ。定格出力は280Wあり、最大300Wに対応する。モバイル機器の電源供給に使いやすいUSBタイプA端子は2口あり、どちらも5V/2.1Aの出力を確保。天面には最大出力10Wのワイヤレス給電を備え、スマホなどを置くだけで充電できるのはかなり便利だ。

シガープラグの機器が使えるDC12V(8A)アクセサリーソケットが1口あるのも特徴で、12Vのカー用品を使いたい人にはサブバッテリーとしても役立ってくれる。なお、オマケというにはかなり便利なLEDライトを側面に装備しており、点灯モードは5種類から選択が可能。夜間の通常照明から緊急時のフラッシュ、SOS点滅まで、臨機応変に活用できる。

■万一に備えて『安心』を携帯できる多機能ジャンプスターター

セルスター工業からリリースされるバッテリー製品で、技アリなのが多機能ジャンプスターターの「LJP-9600」。安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの採用、2口あるUSB給電端子(1.1A/2.1A)というだけでもジャンプスターターとして優秀だが、さらにBluetoothスピーカーを搭載することでハンズフリー通話にも対応している。

本体はドリンクホルダーに収まる形状なので、複数のクルマを乗り換えて使う営業マンにも好都合! ポンと乗せ替えでき、出先で万一バッテリーが上がってもジャンプスタートできるので、仕事のお供に頼れる相棒といえるだろう。


●HEVやEVから電源を引き出す際、使い過ぎを2段階で警告する電流制御付きコードリール「PS-C10」も注目の新製品。AC100Vコンセント3口、USBタイプA端子2口を備え、マイコン制御によって安心してクルマのAC100Vコンセントを使える。遮断アラーム機能付き
価格:オープンプライス
コード長:10m

■問い合わせ先
セルスター工業
TEL:046-273-1100
https://www.cellstar.co.jp

〈文と写真=川島秀俊〉

ドライバーWeb編集部

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