2023/11/13 新車

夜が似合う新型スペーシア?「カスタム」のインテリアは新しい「ボルドー色」でチャレンジ!

エクステリアも先代のギラギラ系ではなくなった

スズキは2023年11月9日、軽スーパーハイトワゴンのスペーシアを約6年ぶりにフルモデルチェンジし、11月22日から発売する。新型スペーシアのカスタム系は内装カラーにボルドー(ダークレッド)色を取り入れているのが特徴である。ボルドーを採用した理由について、四輪デザイン部インテリアグループの村松 彩氏にお話を伺った。

【画像】インパネはボルドー×ブラックでシックに

「先代のスペーシア カスタムは押し出し感やギラギラ感、スポーティな印象が強かったのですが、今回の新型スペーシア カスタムはもっと上質で豊かなイメージ、華やかさやしっとりとした落ち着きのある大人の感じを出したいと思いました。その時に、メタリックのギラギラとした印象の内装ではなくて、もっと手に触れたくなるようなしっとりとした雰囲気を表現したいと思ったので、まず表面の質感としては梨地のようなセミマット(仕上げ)で行こうと最初から思っていました。インパネの上部に大面積で入れるので、グロス(艶・光沢)で仕上げてしまうと、運転時にまぶしくて危ないというのもあるので、安全面からもセミマットだと考えていました。



次に色相は、ホテルのラウンジをイメージしました。入った時に白い光ではなくて暖色の温かみのある間接照明とか、夜に1人で飲みながら間接照明の光を浴びて静かにその日のことを思う…そんな雰囲気を想像したので、寒色よりは暖色の華やかなイメージが最初からありました。こうして暖色系の色のなかから、最終的にボルドーが選ばれたのですが、モデルチェンジ後一発目の新型として打ち出すときには、これくらいの華やかさがあったほうがわかりやすいのでは、ということでボルドーになりました」

スペーシア カスタムの内装は、夜のムーディな雰囲気がよく似合う!?

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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