2023/08/03 コラム

スバルで行く手ぶらキャンプが最高だった【SUBARU手ぶらCAMP by Snow Peak 体験レポート01】

スバル×スノーピークの手ぶらキャンプを体感

■手軽に本格的なキャンプが楽しみたいなら

アウトドア用品のトップブランドであるスノーピークの本社がある、新潟県三条市郊外の丘陵地帯にある直営キャンプフィールド「Snow Peak HEADQUARTERS Campfield」で、スバルとスノーピークのコラボ企画である「SUBARU手ぶらCAMP by Snow Peak」を体験した。

これはスノーピークの直営/提携キャンプキャンプフィールドで体験できる「手ぶらキャンプ」のマイスバル会員限定プラン。スノーピーク自慢のキャンプギアをすべて貸し出してもらえるので、ギアを持っていない人でも、食材や飲み物、着替えなど身のまわりの物さえ用意すれは、手軽に本格的なキャンプが楽しめるというものだ。

7月24日、筆者である私・竹花は、ニューモデルやラリーを中心にモータースポーツの記事でもお馴染みの山本佳吾カメラマンと2人で、新型スバル・クロストレックで関越自動車道を新潟方面へ向かった。三条燕ICを出て昼食を取り、キャンプフィールドへ向かう途中、地元スーパーで食材や飲み物、氷を購入。看板を頼りに迷うことなく現地に到着した。

直営ショップでチェックインの後、スタッフの三井健也さんの案内で5万坪の広大なキャンプフィールドをゆっくり(10km/h以下)走ってサイトへ到着。そこにはすでに大きな2ルームタイプのテントが張られていた。



「通常はお客様に説明しながら一緒にテントを張るんですけど、今日のように暑い日は大変なので、スタッフが事前に張っておくこともあります」

なんてありがたい! この日の最高気温は37℃もあっただけに、われわれのようなアラフィフおっさん素人キャンパーだけでは慣れないテント張りだけでココロが折れてしまうのは容易に想像できる。とてもうれしい心配りだ。



テントの機能や就寝時のマットやシュラフの使い方などを教えてもらうと、次は各種ギアの説明。テーブルやチェアの広げ方からキッチンセットや焚き火台の組み立て・使い方、さらには炊事場の使い方など、イケメンの三井さんが基本からとてもやさしく教えてくれた。もちろんギアはすべてスノーピークのもので、どれもとても考え抜かれたデザインで、作りもしっかりしている。さすがは金属加工で知られる三条市のメーカーである。



■暑さに負けず…ビールがうまい!

この日は猛烈に暑かったので、キャンプフィールドに隣接する「FIELD SUITE SPA」の天然温泉(別料金)で汗を流し、日が傾いてから焚き火台に火を入れ、用意してもらっていた焼肉用のお肉と購入してきた食材でBBQ開始。



火との距離を調節できる焚き火台にBBQ用の網を置き、お肉と野菜を焼く。もちろん、ビールで喉を潤しながら。三条市にほど近い新潟市西蒲区にある全国第一号地ビール醸造所でつくられたエチゴビールだ。これぞキャンプの醍醐味。ハッキリ言って最高だ!





■撤収も最小限!

翌朝はキッチンセットのガスコンロでホットサンドクッカーを使ってホットサンドを製作。自然の中で食べたからか、ハムとチーズのみのシンプルなホットサンドが最高に美味しかった。キャンプ素人で食いしん坊の筆者としては、この「手ぶらキャンプ」はかなり魅力的なプランである。





朝食後、洗い物や焚き火の後始末をしていると、9時半に三井さんが道具を回収しに来てくれてキャンプは終了。帰りがけにもう一度「FIELD SUITE SPA」で天然温泉に入り、さっぱりしてから帰路についた。

真夏の猛暑日だったこともあって、この日は10組ほどしか利用者がいなかったが、春先や秋口の週末などはかなり混雑することもあるという「Snow Peak HEADQUARTERS Campfield」。とても手入れが行き届いていて、施設も充実したキャンプフィールドという印象だ。



今回体験した「SUBARU手ぶらCAMP by Snow Peak」は、昨年も6月28〜10月31日の4カ月間、「Snow Peak HEADQUARTERS Campfield」のみで実施されて、キャンプ総件数の2割を占めたという。今シーズンは4月27日〜24年3月24日のほぼ通年で、全国9カ所のスノーピーク直営キャンプフィールドで実施される。より多くの人が手軽に楽しめるキャンプを体験できるようになったのだ。

ちなみに「SUBARU手ぶらCAMP by Snow Peak」の料金は、1泊2日で1組(最大5名)税込み5万1700円(12〜3月はウインタープランで税込み5万7200円)。予約は、マイスバルアプリ内「マイスバルPASS」画面の「SUBARU手ぶらCAMP by Snow Peak」バナーから可能だ。

スバルのオフィシャルWebサイトにも専用ページがあるので、こちらもチェックしてみてほしい。

〈文=竹花寿実 写真=山本佳吾〉

ドライバーWeb編集部

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