2022/12/02 ニュース

なんとヴェゼル モデューロX販売されず! 生産遅れが影響 

せっかく開発していたのに…残念すぎる!

12月1日、ホンダの純正アクセサリーを手がけるホンダアクセスが開発していた「ヴェゼル モデューロX」が販売されないことがわかった。

現行型のヴェゼルをベースにしたヴェゼル モデューロXは、プロトタイプ車として2021年初の東京オートサロンで初お披露目されたモデル。2022年中の発売を目指していた。

だが昨今の慢性的な半導体不足や不安定な海外情勢などの複合要因により、ベース車の生産遅れが発生。「プレイ」グレードは受注停止、そのほかガソリン車もe:HEVも納車まで半年以上と長納期が改善できていなかった(11月28日時点)。

【画像】ヴェゼル モデューロX プロトタイプを写真で見る

そこで、ヴェゼルを契約済みの顧客への納車を最優先するため今回、ヴェゼル モデューロXの発売中止という判断に至ったという。昨今の状況下でヴェゼル モデューロXを受注したとしても、納期遅れがさらに進み、ベース車の一部改良などのスケジュールにも影響が出てしまいかねないという懸念もあるだろう。

モデューロXは、街なかでも違いが感じられる空力パーツや専用の足まわりなどでカスタマイズされたコンプリート車。通常の純正アクセサリーよりも開発に手間暇がかかるため、ベース車の発売から1年ほどたった時期に登場することが多かった。

今後、部品の供給遅れによる長納期化が改善されない限り、モデューロXのようなコンプリート車の発売は難しい事態が続いてしまうのかもしれない。

〈文=ドライバーWeb編集部〉


ドライバーWeb編集部

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