47都道府県の県花がモチーフの「新たな全国版図柄入りナンバープレート」に変更する方法とは

ひと昔前までは、転居の際に行うことがほとんどだったナンバープレートの変更。近年では、自治体ごとの「地方版図柄入りナンバープレート」など、ナンバープレートにも個性を求める人が多くなっている。

そこで今回ご紹介するのが、2022年4月ごろから追加される新しいナンバープレート、「新たな全国版図柄入りナンバープレート」だ。2021年9月までに申し込み可能だった東京2020オリンピック・パラリンピックナンバーに続く第3弾で、日本全国で交付される。


●国土交通省提供

そのデザインは、145作品の公募から選出。新潟県在住の山田 遥太（やまだ ようた）さんの考案で、「日本全国47都道府県の県花をモチーフとしました。植物は円環の象徴であり、枯れても再び綺麗に花を咲かせます。『日本を元気に！』というコンセプトをもとに、それを植物の成長と捉えてデザインしています。また、全国の花をモチーフにしているので、『日本全体で立ち上がろう』という意味も込めています」とのことだ。

この47都道府県の県花をモチーフとした「新たな全国版図柄入りナンバープレート」は日本全国で交付されるため、「地方版図柄入りナンバープレート」と違って日本のどこに住んでいても交付が受けられる。

「新たな全国図柄入りナンバープレート」に変更する方法についてだが、ディーラーや販売店にも依頼可能だが、もちろん自分でもできる。自分でやればディーラーなどの手数料などが不要になるからお得だ。ぜひ下記を参考にチャレンジしてみてほしい。

■図柄ナンバープレート変更の申込方法

※実際に申し込む際の図柄ナンバー申込サービス（一般社団法人 全国自動車標板協議会ホームページ）のホームページ内「新たな全国図柄入ナンバープレート」についての情報は現在準備中です。2022年3月下旬ごろに同ページにて情報公開予定

図柄ナンバーは、インターネットから24時間申し込みが可能。図柄ナンバー申込サービスより申し込む。ナンバープレートの申込は、現在の番号を維持する「交換申込」と、クルマの購入時など新たに番号を予約する「希望番号申込」の2種類。

◯交換申込（現在の番号を維持）

1.車検証を手元に用意し、図柄ナンバー申込サービスより、申し込みを行う。

2.申込完了メールに記載された支払期限までに、交付手数料を支払う。

3.支払い完了後、入金確認のメールが届く

4.図柄ナンバー申込サービスから、自動車登録番号標交換申込書のダウンロード・印刷を行う。ダウンロード・印刷ができない場合は、管轄の運輸支局に出向くときに、希望番号予約センターで自動車登録番号標交換申請書を受け取る

5.入金確認メールに記載された交付可能期間内（1カ月）に管轄の運輸支局で手続きを行い、図柄ナンバーを取り付けて完了

◯希望番号申込（新たに番号を予約）

1.車検証を手元に用意し、図柄ナンバー申込サービスより、申し込みを行う。

2.一般希望番号の場合は、申込完了メールに記載された支払期限までに交付手数料を支払う。抽選対象希望番号の場合は、毎週日曜日までに申し込み分を月曜日に抽選し、メールにて抽選結果が知らされる。当選した場合は、抽選結果のメールに記載された支払期限までに交付手数料を支払う。外れた場合は、再抽選の申し込みも可能だ。

3.支払い後に送られてくる入金確認メールに記載された交付可能期間内（1カ月）に、希望番号予約センターへ希望番号予約済証を取りに行く。そのまま隣接した運輸支局で各種の登録手続きを行い、図柄ナンバーを取り付けて完了。

■1000円以上の寄付で「フルカラー版のナンバープレート」に

全国47都道府県の県花があしらわれた「新たな全国版図柄入りナンバープレート」は、フルカラー版とモノトーン版の2種類が用意されている。「1000円以上（100円単位）」の寄付をすると、フルカラー版を選ぶことができる。

思ったよりも簡単な図柄入りナンバープレートの取得。新車購入時はもちろん、既存のナンバープレートからも変更可能。思い立ったら、ぜひ図柄ナンバー申込サービスにアクセスしてみてほしい。

〈文＝ドライバーWeb編集部〉