2021/06/24 新車

ホンダ、新型シビック ハッチバック世界初公開。クーペのような不思議スタイル!

●フロントセクションは「セダン」とほぼ同じ



後席頭上空間は大丈夫か?



デザインを優先すると後席の頭上空間に影響が出るが、今回は現行シビックと同等の後席ヘッドクリアランスを確保しながら、リヤスポイラー部分で50㎜ボリュームを低減し、流れるような形状を実現。これには、海外向けのアキュラRDXに続き2例目となる樹脂製バックドアの導入が一役買っている。従来は後席乗員の頭上近くにあったテールゲートのヒンジを外側に配置することで、ルーフを下げることに成功したのである。また、樹脂製による成型自由度は、リヤガラス下端のリップスポイラー風のデザイン処理やライセンスプレートまわりの形状などに効果を発揮している。


●LX

爽やかで気持ちのよい朝をイメージしたというインテリアは、ドア部分とフロントウィンドーの下端に連続性を持たせることで、視界の良さをアピール。ボディサイドの水平基調のベルトラインやリヤクオーターウインドーの新設によって、後方視界にも配慮している。インパネも水平基調となっているが、エアコン吹き出し口のルーバーを廃して、風向調整のツマミと金属のメッシュを採用した新構造が目を引く。アウトレット内の構造を工夫することで、上方に12度、下方に21度に配風角を拡大しながら、構造を隠すことで見た目もスッキリとした新時代のエアコンの吹き出し口である。



●LX

ドライバーWeb編集部

RELATED

RANKING