最強のデリカD:5出現!?　屋根にテントで行動範囲が広がる。その名も「D:POP」！｜西尾張三菱自動車販売｜　

走行性能は折り紙つき。そのデリカD:5に、ひとつ上のユーティリティを載せたD:POP。ふだん使いから車中泊・キャンプだけではなく、災害など緊急時にはシェルターとしての役割も期待できる。これって最強なんじゃない？

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西尾張三菱自動車販売　DELICA D:5　D:POP

ラフロードや深い雪道など普通のミニバンでは行く手を阻まれるようなシーンであっても、デリカD:5ならば難なく進むことができる。オートキャンプやクルマ旅、趣味の相棒にぴったりのデリカD:5の屋根が開いたら、もっと行動範囲が広がるはず…。そんなひらめきをカタチにしたのが「D:POP」だ。


西尾張三菱自動車　キャンパー事業部 部長　尾崎 勉さん
●「外装のカスタムからFFヒーター、サブバッテリーの取り付けまでデリカD:5のことなら何でもお任せください」と尾崎さん。ちなみに氏のデリカＤ:５年間販売台数は全国トップの約130台！

「デリカD:5の屋根にテントを」。そのユニークな発想を思いついたのが、全国三菱ディーラーのなかでも屈指のアイデアマンとして知られる西尾張三菱自動車販売の尾崎さん。


●重心が高くなるのを防ぐFRPの軽量ルーフは、ダンパーヒンジ付きで軽く持ち上がる。テント内のベッド寸法は長さ1800mm×幅1160mm（オプションのベッド板使用時は長さ2180mm）

「かつて家族5人で関東のテーマパークに出かけた際、到着して開園までの時間を車内で過ごしたのですが、5人乗りの乗用車では仮眠もままならない。『足を伸ばして横になれるクルマが欲しい』という思いをD:POPに込めました」と振り返る。


●ルーフテントはファスナー付きの3ウェイ構造。断熱＆防水性が備わる生地を外しメッシュ生地にすれば、虫の侵入を防ぎながら通気を確保できる。フルオープンで天空部屋に


●ポップアップルーフの天井にはスムーズなルーフの開閉を助けるグリップハンドルと、消費電力の少ないLED照明付き。側面にはDC12Vのアクセサリーソケットも備わる

車名のPOPとはポップアップルーフのこと。屋根を開けるとテントが展開し、大人2人がゆったり寝られるベッドが出現。オプションのD:BEDⅡ／D:BED（セカンド＋サードシートフラットモードで使用するベッド）を組み合わせれば、最大で大人4人が就寝可能となる。


●車体をろっ骨のように囲うリブボーンフレーム。テントへのアクセス口を、それと干渉しないサードシート上に設けることでベース車と同等のボディ剛性を確保。シートを跳ね上げルーフを上げると、大人でも立ったまま着替えられる

ルーフ架装で気がかりなのは、ボディ剛性への影響だろう。天井の開口を大きくすれば開放感は高まるが、骨格に手を加えると車体にねじれやゆがみが生じる。そこで好都合だったのが、ボディの源であるリブボーンフレーム。これを避けるかたちで、テントへのアクセス口をサードシート上に設けることができた。

さらに、立体／地下駐車場に乗り入れられるよう、ルーフを閉じた状態で全高を2ｍ以下に抑えている。

「カタログモデルに設定がなくてもお客様のリクエストがあれば応えよう、がモットーです」（尾崎）

運転席／助手席の回転シートもそのひとつ。セカンドシートと対面させてダイネット風にアレンジできる。

なお、西尾張三菱自動車販売は三菱ディーラーで唯一、キャンピングカービルダーや販売店などで構成される『JRVA（日本RV協会）』会員。D:POPのほかにも、ヒッチメンバーの装着や荷室を拡げるサードシートの撤去（要構造変更）、ソーラー発電システム、バックドアの内側にスイッチとベルトを増設することで室内側からの開閉が可能になるバックドアスイッチの取り付けなど、ディーラーの枠にとらわれない充実したサービスを提供。デリカD:5の楽しみ方を提案している。

デリカD:5カスタム専門店も一目置く魅力あふれる商品群







おもしろそうと思ったものは、まずはやってみる。その精神で独自のアイテムを企画開発し続ける同社。ドアミラーやフォグランプベゼルへ差し色、リヤの印象を変えるテールランプガーニッシュといった小ワザから、シーケンシャルウインカーの製作、リフトアップまで積極的に取り組む。なかでも運転席と助手席の回転シートは、発売開始から3年で600脚以上売れた人気商品。シート下のロック解除レバー操作で簡単に回転する（7万円〜※）。使いやすい専用テーブルセット（2万円※）も設定。
※税別、工賃別途

〈文＝湯目由明　写真＝岡  拓〉

■問い合わせ先
西尾張三菱自動車販売 一宮末広店
0586-45-2521　
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