そんな悩みを、われらが「あいみ」さんに相談してみました。
ちなみに、あいみさんは大のクルマ好き。愛車は欧州車のマニュアルで、そのスムーズな運転は彼女のTwitter(@aimi_feti)やInstagram(aimi_feti)などでも度々公開されています。しかも、自動車教習所の勤務経験まで!
というわけで、「ドライブデードでやっちゃダメなこと 基本編」のスタートです。あいみさんの素敵な笑顔とともにご覧ください。
①クルマに傷がある
これ、じつはいきなり盲点。愛車の傷って最初は気になるものですが、そのうちだんだん慣れてきちゃって…。でも、ドライブデートに誘われたあいみさんにとっては、
「え、当たったの?かすったの? この人、運転大丈夫かな…」
と、不安になってしまうそうな。確かに心配ですよね。もちろん傷の程度にもよりますが、「大きな傷はぜひ修理してほしいですね、クルマを大事にしてほしいですし!」とはあいみさん。
②クルマが汚い
これも論外ですね。デートに限らず、他人を乗せるときには、ちゃんと洗って、もちろん室内も最低限清掃して。
「なにもワックス掛けてピカピカにしてほしいとまでは言いません」
特に、室内の掃除には気をつかったほうがいいですね。ドライブデート中に汚れが気になってしまっては楽しい会話が続かなくなる可能性も…。ニオイも気になる点で、「でも、強い芳香剤は逆効果かも」とはあいみさん。清潔が一番ですね。
③ドアを強く閉める
「2人の関係性にもよりますが、乗り降りのときにいきなりエスコートするのは緊張しますよね?」とあいみさん。「たしかに!」と筆者は強く思いました。でもドライブデートのときってやったほうがいいのかなと…。
「それよりも、ドアを優しく閉めたりするほうが好感度は高いです!」
そうなのか!それなら気をつけられそう。「女性は、大きな音に弱い人が多いです」(あいみさん)。たしかに大声とかも厳禁ですね。所作が優しいだけで女性は『いい人そう』と思ってくれるらしいです。これは実践あるのみ!
④車間が近い
「何を話そうかな…」と緊張する車内。でも、あくまでもドライブデート。運転に集中しつつ、会話はスマートに進めたいもの。そこで気をつけたいのが、前を走っているクルマとの「車間」です。車間が近いと、
「会話を楽しむ余裕がなくなる。ドライブにスリルはいらないのです!」
とのこと。あおっているようにも見えるし、車間距離には十分気を付けましょう。安全運転が基本中の基本です。
⑤よそ見が多い
あいみさんが助手席に乗っていると想像しましょう。いや美女がいたら見たいけど見れない…そんな気持ちで運転していると、緊張しちゃって「キョロキョロ」。そんなときあいみさんは、「運転に集中してください…」と心のなかで思いつつ、
「信号待ちなどではこっち見てくれていいのよ♪」
とアドバイス。そうですね、運転中の会話もちゃんと周囲のクルマや歩行者などに気を配りながら。助手席に目をやることなんて必要ないんだとか。そう言ってもらえると、なんだか緊張が解けてきました。でも、まじまじと見つめてしまって信号が変わったことに気づかないこともあるかも…。
⑥左から前のクルマを追い抜く
例えば高速道路を走っていて、ついついカッコつけてスピードを出しちゃうそこのアナタ。走行車線から追い抜いてしまうそこのアナタ。助手席の彼女は不安になっていること、でもそれを伝えられないでいることに気づいてください。
「論外。そもそもそれ、交通違反です」
あいみさんは、当たり前ですが交通違反には厳しいのです。
⑦片手運転
運転しているときも手を繋いでいたい…熱々のカップル(死語)ならその気持ちはわからなくもないですが、あいみさんとしてはNG。「運転中は何があるかわかりません。ちゃんとハンドルを両手で持ってほしいですね、安全のためにも。手とか握ったり触ったりしなくていいです」とのこと。でも、
「手は、降りてから繋ぎたいですね!」
安全運転、がんばります!
⑧道に迷う…そして慌てる
人間ですから、ルートを間違って迷うことは当然あります。でも、「折角のドライブデート。会話も楽しみたいですよね?なので…」。対策するべきことは、
「ある程度、道順を下調べしておけばいいと思います!」
と、あいみさん。慌ててオロオロしてしまっては台無しなので、最低限の下調べは重要。それだけで、ドライブを楽しめること間違いなし。勉強になります!
⑨駐車場で切り返しが多すぎる
「慌てる必要はまったくないですよ」と前置きをしたうえで、あいみさんからのアドバイスは、
「ふだんから練習しておきましょう!」
という当たり前なお答え。でも、じつは意識していない人、多いと思うのです。「操作はゆっくりでも、スッとスマートに駐車できる人には安心できます。好感度高いです!」とはあいみさん。駐車が苦手な人は、要注意であります。
⑩トナラー
クルマに関しての「トナラー」とは、広い駐車場など、十分駐車スペースがあるのに、なぜかすでに駐車しているクルマの隣に停めたがる人のこと。「たしかにいますよねそういう人!」と非常に共感。
「別にお店の入り口の近くでなくてもいいんですよ?」
とのこと。周囲の状況を確認して、安全かつスマートな駐車を心掛けたいものです。
■まとめ
「当たり前だろ!と思うものも多いのですが、改めてご自身の運転を振り返ってみてください。じつは、基本的なことでも『あ、ダメなことやっちゃってたかも』な部分があるはずです」
大事なことは、隣に乗せている人は、「大事な人」ということ。例え会話がうまくいかず「ダメかも…」と不安になっても、安全かつ丁寧なアナタの運転は必ずお相手の安心感に繋がります。あ、なんだかドライブデートに対する自信が湧いてきたのでは?
〈文=ドライバーWeb編集部 写真=ダン・アオキ〉
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