2020/04/13 Q&A

ギラギラ!トラックのメッキパーツって機能的に意味はある?

街なかを走っている普通のトラック。なんだかグリルやバンパーがギラギラ、メッキ加工がされているトラックを多く見かける。いわゆるデコトラまでいかなくても、さりげなくバンパーだけメッキになっていたり…。実用性が最優先のトラックにおいて、このメッキパーツは機能的に意味があったりするのだろうか? 乗用車の場合は、完全に見栄えのための採用だが…。

以前、「トラックの前輪ホイールはなぜ凸で、後輪はどうして凹んでいるのか?」について回答いただいた、いすゞ自動車の広報部に再度質問してみた。すると、

「バンパーは、ラインもしくは ICL用品でメッキを採用してますが、基本的にはアルミかスチールです。メッキを採用する狙いは“見栄えがいいから”でございます」

なんと。完全なる装飾用だった。ライン上、もしくはいすゞ自動車の用品系を扱うICL(アイ・シー・エル)がラインアップしているという。ICLのカタログを確認してみると、大型から小型までさまざまなトラックのメッキバンパーやグリルを用意していた。



メッキパーツは、たしかに機能的には意味のないものかもしれない。だが、見栄えをよくすれば、イメージが上がる。満足感も高くなるし、仕事が捗るというもの。だからこそ人気なのだ。

〈文=driver@web編集部〉

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