2019/03/15 カー用品

業界初! レーザー式移動オービス対応レーダー探知機[ユピテル スーパーキャットLS300]

“電波”から“光”へ……交通取り締まりも新時代へ突入!

おもに幹線道路からの抜け道として、市街地の住宅街など生活道路を猛スピードで走り抜けるクルマが多い。そんな危険なクルマから歩行者を守るため、特定の区域内で最高速度を30km/hに制限する取り組みが“ゾーン30”だ。2011年に警察庁が全国の警察に通達を出し、整備が開始。現在では3000カ所以上展開されている。
●レーザー式移動オービスなら狭い道路でも取り締まりが可能。東京のほか複数のエリアで導入が確認されている
そんなゾーン30や小学校周辺地区での重大交通事故抑止のために行われる速度取り締まりに導入され始めているのが、レーザー式移動オービスだ。このオービスは、レーザースキャンセンサー、ストロボとカメラの一体型構造。小型のため省スペースでの設置ができ、電源はポータブルバッテリーなので移動も可能だ。また、従来の取り締まりのように検挙した車両の駐車スペースも必要ないので、ゾーン30のような狭い場所でも取り締まりが可能になった。このレーザー式移動オービスに、業界で初めて対応するレーダー探知機として登場したのが、ユピテルの「LS300」だ。GPSアンテナ内蔵タイプのLS300は、本体背面の2つのセンサーでオービスのレーザー光を受光。誤警報を軽減し、高精度の警報を実現している。ゲリラ的に行われるレーザー式移動オービスによる取り締まりにも、あわてることなく対応できることだろう。
●本体背面の「Yupiteru」ロゴ右にレーザーツインレシーバーを装備。2つのセンサーでオービスからのレーザー光を受光する
ただし、レーダー探知機はあくまでも交通安全を手助けするためのアイテム。取り締まりから逃れるためのものではないので注意したい。なお、他社にもレーザー式対応をうたっているモデルもあるが、路肩に固定設置されたレーザー式オービスだけに対応している。平成から新たな元号に変わる今年、取り締まりの方法も“電波(レーダー)”から“光(レーザー)”に変わっていく。新取り締まり元年の今年はLS300に注目だ!
●レーザー式移動オービスに対応した、業界初のレーダー探知機。3.6インチのモニターを装備する。価格は3万円台を予定
  問い合わせ先ユピテル0120-998-036www.yupiteru.co.jp〈文=編集部〉

RANKING