2018/07/30 ニュース

史上最強のスポーツシリーズ「マクラーレン 600LT」登場!

0-100km/h加速2.9秒の驚異的な加速力

マクラーレンのスポーツシリーズに、新たにラインアップされた「600LT」が2018年7月30日、日本でもアンベールされた。価格は2999万9000円。
●マクラーレンオートモーティブ アジア日本代表 正本嘉宏氏(写真左)と、同社コマーシャル オペレーションズ ダイレクターのアレックス・ロング氏
スポーツシリーズは、12Cをベースに一部装備を簡略化し出力を抑えたブランドの入門的シリーズ。現在540Cや570Sなど4グレードを展開しているが、今回の600LTはその頂点に位置するグレードとして新たにラインアップされた。といっても、生産は限定。2018年10月から12ヶ月間しか生産されない、スペシャルモデルだ。



英国で7月12日に行われたイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で世界初公開された600LTは、公道走行可能でもっとも軽く、もっともパワフルで、もっとも速いスポーツシリーズとしてデビュー。上方排気のエキゾーストシステムを採用し車名の通り600馬力までパワーアップされた3.8LのV8ターボユニットを、570Sクーペより100kgも軽量化したボディに載せ、0-100km/h加速2.9秒、0-200km/h加速8.2秒、最高時速328km/hの超高性能を実現した。
●リヤのエンジンフードには、特徴的な上方排気のエキゾーストパイプがのぞく
LTの名は「ロングテール」を意味する。F1 GTR、675クーペ、675スパイダーに続く4代目のLTであり、大型のフロントスプリッター、リヤディフューザー、固定式リヤウイングなど、歴代「ロングテール」の物理的特徴をすべて備えている。ベースの570Sクーペに比べ23%以上の部品を変更し、全長を74mm延長。フラットボトム化されたアンダーフロアと専用エアロパーツにより、250km/hでの走行時のダウンフォースは100kg増大している。


乾燥重量わずか1246kgの車体に、600馬力/620Nmの超パワフルなエンジン。異次元とも言える驚異的な加速力に加え、サーキットでの卓越したコーナリングスピードが味わえる、600LT。限定生産なので、675LTのときのように今回もすぐに完売してしまうだろう。このスペシャルマシンのハンドルを握れるオーナーがうらやましい限りだ。
●収納スペースはフロントの150Lのみ




●メーターの表示は2種類。こちらは通常モード

●こちらがトラックモード。サーキット走行時に便利なレブカウンターが、一番上の連続する丸で表示される

■600LTクーペ(MR・7速DCT) 主要諸元 【寸法㎜・重量㎏】 全長×全幅×全高:4604×1930×1194 ホイールベース:2670 トレッド:前1680/後1591 車両重量:1247 乗車定員:2人 【エンジン・性能】型式:M838TE 種類:V8DOHCターボ 総排気量:3799cc 最高出力:441kW(600ps)/7500rpm 最大トルク:620Nm(63.2kgm)/5500~6500rpm 使用燃料・タンク容量:プレミアム・72L 【諸装置】サスペンション:前後ダブルウイッシュボーン タイヤ:前225/35R19/後285/35R20 【価格】2999万9000円 


マクラーレンオートモーティブ 03-6438-1963オフィシャルサイト   

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