2018/04/05 ニュース

発想はモルフォ蝶の羽! 超絶キレイなレクサス LCが登場

東京ミッドタウン日比谷のLEXUS MEETS...で、現車をチェックしてみた!

レクサスのフラッグシップクーペ「LC」に、特別仕様車「Structural Blue(ストラクチュラルブルー)」が登場。2018年4月5日より全国のレクサス販売店で発売された。レクサスが国内にブランド展開を開始した2005年から13年。2018年3月末で国内での販売台数が50万台を達成した。今回の特別仕様車は、この累計販売台数50万台の達成を記念したもので、LC500hとLC500のLパッケージをベースに、自然界に存在する美しい色からインスピレーションを受けた新開発の外板色と、専用内装が設定された。

特別仕様車なので、ディーラーに行っても必ず見られるとは限らない。発売当日では唯一ではないかという、東京ミッドタウン日比谷の「LEXUS MEETS...」で展示されている現車をチェックしてみた。まず今回の特別仕様でいちばんのトピックである外板色は、ストラクチュラルブルーと名付けられた専用色。南米に生息し「世界で一番美しい蝶」とも呼ばれるモルフォ蝶の羽をモチーフに、構造発色という原理を応用した新しい塗装色だ。モルフォ蝶の羽は無色だが、光を受けると特定の波長が反射・強調され人間には青く輝いて見える。レクサスは独自の技術でこの原理を応用し、開発期間15年を経て自動車用の構造発色性顔料を開発した。積層構造の顔料は、青以外の光を吸収し、青の光だけを強く反射させ発色させる。

実際に目にした印象は、光の当たりかたでブルーの発色が様々に変わり、今までのブルーメタリックとはまったく別物にも見えた。深みがある色なのに鮮やかという印象だ。特にLCはボディの抑揚やプレスラインが豊富なので、見る角度によっても色味が変わっておもしろい。
●ボンネットはプレスラインが入るので、光の当たりかたによっての色味の変化がわかりやすい
インテリアは2色用意される。モチーフは日の出や日の入りのわずかな時間の幻想的な空の風景。ストラクチュラルブルーと調和した、専用カラーのブルーモーメントと、ブリージーブルーから選べる。日比谷の展示車は、専用色のブルーモーメントだった。落ち着いた色味のブルーとホワイトの2トーンが絶妙な配置で切り替わり、素材の違いも相まってきれいなグラデーションが見られた。オーナーは特別なクルマに乗っているという所有感が十分に味わえる仕様だ。ドアを開けると専用のCFRP製スカッフプレートが迎えてくれるのも嬉しい。
●特別仕様車専用インテリア「ブルーモーメント」

●LEXUS MEETS...での展示車も、専用色のブルーモーメントだった

●ブリージーブルーの内装色も選べる

●ドアを開けると、専用CFRP製スカッフプレートが目を引く
LCの購入を考えている人なら、必ず気になるはずの特別仕様。東京・日比谷でぜひ現車を確認してみよう。今まで見たことのないような、きれいなブルーに会えるだろう。価格は、ハイブリッド仕様のLC500hが1525万円、5リッターV8のLC500が1475万円だ。

オシャレ雑貨も見逃せない!

LEXUS MEETS...では、三越伊勢丹とのコラボレーションでいろいろなオシャレ雑貨が購入できるのも嬉しい。そこでオープンから特に人気のアイテムを、ゼネラルダイレクターの犬養正彦さんにうかがってみた。いちばんの人気は、イタリアの製紙メーカーが展開するステーショナリーブランド「ファブリアーノ」。1264年創業という老舗中の老舗で、カラフルでポップな文房具がそろっている。こちらは、ゴールデンウイークまでの期間限定出店だそうだ。
●日本でいうと鎌倉時代から続く老舗ブランド。名だたる芸術家がこのファブリアーノの紙を使っていたらしい

もうひとつはアメリカ・デトロイトの新興ブランド「シャイノラ」。原料の調達から製造までをすべてアメリカの国内でまかなう、MADE IN USAにこだわった雑貨メーカーだ。牛革製品や腕時計など、アパレル小物が中心のようだ。
●革製品や腕時計のほかにも、アパレルや自転車も製造している

レクサスだけでなく、いろんな雑貨のブランドも同時に楽しめる「LEXUS MEETS...」。家族やカップルなど、どんな人でも楽しめるスポットなので一度訪れてみてはいかがだろう。
レクサスhttps://lexus.jp/LEXUS MEETS...https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/jp/https://driver-web.jp/articles/detail/5396/

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