2018/03/18 ニュース

ホンダコレクションホールが開館20周年。新展示「Honda 夢と挑戦の軌跡」始まる

ホンダ創立50周年の1998年に、国際サーキット「ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)」内にオープンした「ホンダコレクションホール」は、ホンダの代表的な二輪や四輪をはじめ、汎用製品やレーシングマシンなど約300点のホンダ製品を展示している。2018年3月で開館20周年を迎えたのを機に、ホンダ創業期の事業の足跡を製品やレーシングマシン、設計図や社内報、カタログなどとともに紹介する新展示「Honda夢と挑戦の軌跡」を2018年3月17日(土)より一般公開した。展示場所はホンダコレクションホール1階。
創業者である本田宗一郎氏が思い描いた「夢」を実現するために歩んだホンダの軌跡を「夢のはじまり」、「夢の実現」、「夢の拡大」の3つのテーマで構成。当時の時代背景とともに、説明パネルや当時の製品、レーシングマシンなどを交えて紹介している。
また、新たな試みとして、本田宗一郎氏の肉声を収めた映像の放映や、レーシングエンジンの設計図面、社内報など、ふだん目にすることのない貴重な資料や、当時のカタログなどを公開。”人の役に立つ”ことを追求し、具現化した本田宗一郎氏の意思=ホンダの歴史が、当時の資料や製品でわかりやすく解説されている。


 

公開記念で所蔵車両をデモ走行

今回の新展示を記念して3月17日と18日には、ホンダの各年代においてターニングポイントとなった、ホンダコレクションホールの動態保存車両によるデモ走行を披露した。
S600(1964年)
ホンダ初の乗用車として登場したS500。チェーン駆動など、バイクの技術を応用して独創的アイディアで造られたユニークなモデル。デモ走行は改良版の「S600」だ。 
シビック CVCC(1973年)
当時の米国の排ガス規制「マスキー法」を世界に先駆けてクリアした低公害の「CVCC」エンジンを搭載したシビック。何と、このモデルの車台番号は「1」! 
Honda A型(1947年)
ホンダ初の製品である自転車用の補助エンジン。メーカーを問わず自転車に後付けできるようにエンジン、燃料タンク、吸排気系の部品がパッケージ販売された。 
スーパーカブ C100(1960年)
誰でも乗れる乗り物を目指して開発し、1958年に発売。2017年10月にはシリーズ累計生産台数1億台を達成した。 
ドリームCB750 FOUR(1969年)
世界初の量産4気筒スポーツバイク。国内外で高評価を得たことで、多くにおメーカーがこれに追従。”ナナハン”ブームの火付け役となった。  なお、2018年3月21日(水・祝)〜4月8日(日)の土日祝には以下の車両のデモ走行が開催される。14時と16時の2回ある。VF400F(1982年)VF1000R(1984年)シティカブリオレ(1985年)アキュラ MDX(2001年)ホンダコレクションホールの新展示見学とともに、ぜひ間近でグッドコンディションのエキゾーストノートを耳で、肌で感じてみてはいかがだろう? ホンダコレクションホールおよび新展示についての詳しい情報はこちら 
「ホンダコレクションホール」概要場所:ツインリンクもてぎ内(栃木県芳賀郡茂木町)開館時間:ホンダコレクションホールスケジュールにて確認のこと料金:無料(ツインリンクもてぎ入場料:大人(高校生以上)=1000円/子供(小中学生)=500円/幼児(3歳から未就学児)=300円。これに駐車料金が四輪=1000円/二輪=500円がかかる) 
問い合わせ:ツインリンクもてぎ(モビリティランド)TEL 0285-64-0001http://www.twinring.jp

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