三菱自動車工業（以下、三菱自動車）が、全国の販売店をはじめ、自動車イベント会場、キャンプ場などで実施している「4WD登坂キット体験イベント」の参加者が累計で20万人を突破したと発表した。
「4WD登坂キット体験イベント」は、三菱車の持つ優れた4WD性能を体験できるもので、記念すべき20万人目となったのは、2024年9月6〜8日に開催した「スターキャンプ2024 in 朝霧高原」（静岡県富士宮市）の参加者。会場では20万人目を祝福するとともに、同社から記念品が贈呈された。
「4WD登坂キット体験イベント」は、試乗会などのイベントに合わせて、今から28年前の1996年にスタートした。2013年からは全国キャラバンとして本格的に活動を開始し、2018年9月には参加者が10万人を超えた。
同社が三菱車だからこそ提供できる体験価値として、こだわりを持って活動を続けたことで今回の20万人突破につながったのだ。昨今では「4WD登坂の体験をとおしてデリカD:5の魅力に触れ、購入の決め手になった」というオーナーの声も多いという。
●4WD登坂キット体験イベントでドライバーを務める増岡 浩さん「4WD登坂キット体験イベント」でもっとも人気があるのは最大傾斜45度の急登坂走行とのこと。ほかにも20度の斜面を横切るキャンバー走行や、高さ約40cmの凹凸道で片輪を浮かせながら走行するモーグル走行、岩場をイメージした階段昇降走行なども用意している。
どれもが相当過酷な状況ではあるが、そんな路面状況でも安全・安心・快適に走れるという、三菱車の持つ魅力を存分に体験できるのだ。
イベントでは本格オフロードSUVのパジェロやデリカD:5、エクリプス クロス、トライトンでの同乗試乗体験をとおして、三菱車が得意とする4WD性能の高さを実感できるものとしている。
さらに、同乗試乗のステアリングを握るドライバーもすごいのだ。
世界一過酷な砂漠のラリー競技である「ダカールラリー」で2連覇（2002年、2003年）を達成したラリードライバーで、現在はチーム三菱ラリーアートで総監督を務めるとともに、三菱車の車両開発にも深く携わる増岡 浩さんや、FIAアジア・パシフィックラリー選手権で2度チャンピオンを獲得し、現在はアジアクロスカントリーや全日本ダートトライアルに参戦する田口勝彦選手など、現役プロドライバーが同乗体験で運転を担当し、商品説明もしてくれるのだ。
ちなみに現在はデリカD:5とトライトンがおもに体験車両として使われ、三菱車の魅力をアピールしている。
今回の同イベント参加者の20万人突破に際して、同社の中村達夫代表執行役副社長（営業担当）は、
「三菱車が“単なる移動手段ではなく、人生を豊かにしてくれる相棒として提供できる体験価値に、より多くのお客様から共感いただけること”を目指してイベントを続けてきました。4WD登坂体験は三菱自動車、そして三菱車だからこそ提供できる体験価値だと考えております。30万人、そして40万人と、これからもより多くのお客様に、安全・安心・快適に走ることのできる三菱自動車らしさを体感いただけるよう、このイベントを長く続けていきたいと考えております」とコメントしている。
また、4WD登坂体験キットで同乗体験ドライバーを務める増岡 浩さんは、
「実生活で45度の急な坂を登ることはあまりないかもしれませんが、こうした性能を備えているからこそ、信号待ちの発進加速や高速道路の合流・追い越しの際も、少ないアクセル量でスムーズに加速することができます。運転があまり得意でない方も、安全・安心・快適に運転していただくことができます。イベントで同乗体験されたお客様からは『三菱車が“どんな冒険からも必ず無事に帰ってこられるクルマ”であることがわかった』『三菱車を買ってよかった』などの声を沢山いただいてきました。今後も全国で開催しますので、ぜひ一度、三菱自動車の4WD性能の高さを体験してみてください。」とコメントを残している。
「4WD登坂キット体験イベント」は全国各地で実施中だ。
下記ウェブサイトからイベントへの参加予約ができるので、ぜひチェックして最寄りの会場で三菱車の4WD性能を味わってみてはいかがか。
「4WD登坂キット体験イベント」ウェブサイト
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/special/4wd/cleandiesel/〈文＝ドライバーWeb編集部〉
