2024/07/17 カー用品 PR

【アルファード/ヴェルファイア カスタム】話題の車高調は、走りも乗り心地も極める最適解!|BLITZ|

「DAMPER ZZ-R」は剛性が高く繊細な減衰力調整も可能なモノチューブ構造、高剛性と軽量化を両立するアルミ鍛造製アッパーマウントなど、基本性能を左右するハードウェアもハイスペックだ

ブリッツが開発した新型アルファード/ヴェルファイア用の車高調サスペンションキット。ローダウンさせて見た目をスタイリッシュに、でも乗り心地は悪化せず、高速走行時の安定性も増すという。これは足まわりカスタムの基準になる!
 


全グレードに対応する車高調キット
「DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS」


専用モーターと制御ユニットを付属し、車内から自在に減衰力調整を可能とした「DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS」。全長調整式により、ローダウン量を変化させても乗り心地に影響なく、スタイリッシュな見た目と乗り心地の確保、さらに高速走行時のふらつきを解消する。減衰力は最大96段階の調整がワンタッチで可能、さらに減衰力調整の自動化を実現した「フルオートモード」も搭載。新型アルファード/ヴェルファイア用は全グレードに対応、価格は35万2000円だ。


業界初のフルオートモード搭載

昔から「おしゃれは我慢」と言われる。キメキメのファッションで自分の存在を際立たせるには、それなりの代償と覚悟が必要になる。

ブリッツがカスタマイズしたアルファードとヴェルファイア。筆者はサードパーティのカスタムについてほとんど門外漢だが、足まわりを21インチとローダウンでキメた出立(いでたち)には、メーカー系には難しいファッションを本気で攻める凄味(すごみ)がある。

しかも、この40系アル/ヴェル用にブリッツが新開発した車高調「DAMPER ZZ-R」は、乗り心地にも自信あり!と言うではないか。ダンパーは減衰力可変式。可変幅は32段階とじつにきめ細かい。さらに電子制御式の「スペックDSCプラス」を組み合わせれば、車内のコントローラーによって減衰力を前後独立で最大96段階で自由に設定できる。

アルファードのデモカーはHV E-Fourのエグゼクティブラウンジだ。車高はノーマルよりマイナス20mmほどに設定されている。

スペックDSCプラスの機能は、減衰力設定のリモート操作だけではない。「フルオートモード」は業界初の特許技術。走行状態に応じて快適な乗り心地を保つべく、前後の減衰力を最適に制御してくれる。

今回試した減衰力32段階のうち、「1」の表示がもっとも高く、「32」が低い。一般道や高速道を走ったかぎりフルオートモードは20台をキープし、ソフト志向の乗り心地を味わわせる。路面からの突き上げを吸収するしなやかさは、ダンパーのストローク量がノーマルと変わらない全長調整式のメリットも大きい。ノーマルに近い快適さを確保しながら、車両の重心をグッと低くしたような乗り味だ。

45タイヤながら段差乗り越えのショックも意外とマイルド。サスがソフトなわりにステアリングレスポンスが過敏といった違和感もない。ノーマルよりワイドで低偏平タイヤを十分に履きこなしている。


●ヴェルファイアのデモカーは、2.4Lターボを搭載したZプレミアがベース。大柄なボディを持て余すことなくワインディングも駆け抜けられる

好みの乗り味を追求できる

スペックDSCプラスは減衰力のセッティングを任意で登録できる。デモカーには5つ登録されており、減衰力の違いによる走りや乗り心地の変化を体感できた。

例えば、前12:後6ではリヤの姿勢がどっしり安定し、多人数乗車の高速走行によさそうだ。ただ、リヤをこれくらい硬くすると、路面によっては前席でピッチングが少し気になる。もっとも好印象だったのは前16:後16。ボディのフラット感が高いうえ、ステアリングレスポンスとロールスピード、および前後サスのストローク特性が一番バランスよく感じられた。乗り心地は少し硬めになるが、快適性は損なわれない。

一方、ヴェルファイアのデモカーは2.4Lターボ・FFのZプレミアだ。こちらは車高がノーマルより25mm低くセットされている。アルファードより低く、タイヤは40とさらに低扁平。だが、フルオートモードでもロードノイズや接地感が増し、乗り味はグッとスポーティだ。ヴェルファイア専用のフロントパフォーマンスブレースが効いているのだろう。

減衰力のセッティングの違いをアルファードと同様に試すと、ヴェルファイアは全体的にステアリングの初期レスポンスが一層高い。リヤの減衰力を高めにセットしても回頭性が落ちず、よりシャープで正確なハンドリングが手に入る。乗り心地はさすがに路面の凹凸を忠実に拾い、段差のショックも明確になるが、ドライバーズミニバンとすればまだ十分に快適と言っていい。

ヴェルファイアはほかにも、エンジンのポテンシャルを鮮やかに引き出すブリッツ自慢の「パワスロ」、ブレーキを強化する「ビッグキャリパーキットⅡ」などを装着。これもドライバビリティを犠牲にせず走りの確かなレベルアップを実感できる。

車高調を含めて車検ももちろん装着のままオッケー。ストリートチューンに我慢はもう必要ないのだ。


走りも乗り心地も、見た目も満足



■「DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS 」商品仕様 
※フロント(F)、リヤ(R)
・全長調整 :◯(F/R)
・ダンパー構成:コイルオーバー(F)、別体式(R)
・種類:正立式(F/R)
・アッパーマウント:強化ゴム(F/R)
・バネレート(kgf/mm):6.5(F)、9.5(R)
・スプリング自由長(mm):240(F)、220(R)
・スプリングタイプ:樽型(F/R)
・車高調整範囲(mm):ー50〜0(F)、ー45〜ー15(R)
・価格:35万2000円
※同スペックで減衰力調整が手動のスタンダードモデル「DAMPER ZZ-R」は23万1000円




「パワスロ」ポン付けでパワーアップ!


おもにターボエンジン用にラインアップを拡充中のブリッツ「パワスロ」。ポン付けでブースト&パワーアップが可能で、さらにスロットル開度をエコ/スポーツ/オートなど好みに味付け可能の人気アイテムだ。価格は7万400円。


●パワートレーンや駆動方式によらず、アルファード/ヴェルファイアの全グレードに対応する「DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS」。アルファードのキャラに合わせて減衰力を控えめにして乗り心地に振る、なんてことも簡単なのだ。また、Gセンサーを標準搭載し、マップ制御モードでは旋回G・加減速G・車速から細かな減衰力調整が可能。GPSセンサー(別売り)による車速に合わせた「ハイウェイモード」など、自動制御のモードも多数搭載



素材を生かすカスタムのお手本

ホイールはエンケイ製の鍛造「RS05RR FORGED」で、ヴェルファイアが装着する21インチサイズのカラーはスペシャル品。ローダウンとのマッチングもよく、グッとスポーティな印象に。エアロはブリッツが開発中、「AERO SPEED R-Concept」ブランドで展開予定だ。

〈文=戸田治宏 写真=岡 拓〉

■問い合わせ先
ブリッツ 
TEL:0422-60-2277 
https://www.blitz.co.jp

ドライバーWeb編集部

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