2018/01/14 ニュース

WRCが再び日本に! 愛知・岐阜で2019年開催か!?

2018年11月にプレイベント開催

かつて北海道に来ていたWRCサーカスは、今度は愛知に来そうだ。1月12日、幕張メッセで行われた東京オートサロンの会場で発表されたWRCの招致活動。WRC日本ラウンド招致準備委員会を設立した株式会社サンズが、国内プロモーターとして開催を目指す。イベント詳細など決定してないことはまだ多いが、現在決まっていることをまとめてみた。・開催予定地は愛知と岐阜の両県・愛・地球博記念公園(通称モリコロパーク)をイベント施設で使用・開催時期は2019年11月を予定・路面はターマック・プレイベントの開催は2018年11月また、競技の主催団体となるTMSC(トヨタ・モータースポーツ・クラブ)から、1月15日にJAF(日本自動車連盟)へ2019年度の開催申請が提出される。今後は11月のプレイベントのあと、12月にFIA(国際自動車連盟)から発表される国際競技カレンダーへの掲載を目指すこととなる。11月に行われるプレイベントは、実質FIAの査察でもあり、WRCの1ラウンドとしてふさわしいかをこのプレイベントで判断される。通常WRCイベントとして認められるまでは、何年か前から地方ラリーとして開催しイベントとしての実績を作ったあとにFIAに見てもらう、というのが一般的なシナリオ。だが、今回は中間の過程がなくいきなりぶっつけ本番となる。FIAは観客と競技者の安全性や、チームや観客の動き、ロジスティックスなどもチェックする。次の開催までに改善できるレベルの不備ならいいのだが、根本的なNGが出てしまうと開催はできない。ここは主催者側の腕の見せどころだ。2010年を最後に開催されていない、日本でのWRC。国産メーカーが2008年をもって撤退して以来WRCは国内での人気が低迷していたが、トヨタが復活した昨年から再度注目度が上がり、人気のモータースポーツになりつつある。ここでラリー・ジャパンも復活すれば、WRC熱はさらに盛り上がるだろう! 無事に開催できることを願って待とう!
©Redbull  ●路面はターマックなので、大径タイヤのマシンが日本の道を走るぞ!

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