2018/04/05 カー用品

空気不要のタイヤ、日本初の製品化! 日本ミシュランタイヤ、スキッドステアローダー用エアレスタイヤを日本導入

パンクしない、疲れない! 
MICHELIN X TWEEL SSL
日本ミシュランタイヤは、北米・カナダで2012年から販売を開始しているスキッドステアローダー用のエアレスタイヤ「MICHELIN X TWEEL SSL(ミシュラン エックス トゥイール エスエスエル、以下トゥイールSSL)」を2019年より日本市場に導入する。トゥイールSSLは、おもに建設、道路舗装工事、農業などの作業現場で活躍するエアレスタイヤ。優れた乗り心地による作業者の疲労低減とパンクによる作業中断がないため、生産性が向上。日本では、初めてのエアレスラジアルタイヤの製品化となる。トゥイールとは、ミシュランが2005年に発表したタイヤとホイールを一体化させるコンセプト。タイヤに空気が入っていないためパンクすることなく、高強度ポリ樹脂スポークで荷重を支え、衝撃を吸収。作業者の快適性を確保する。また、現在日本のスキッドステアローダーにはおもにバイアスタイヤが使用されているが、スキッドステアローダーによる作業は旋回が激しいためタイヤの減りが早いことがネックだった。従来の空気入りバイアスタイヤと比較して寿命が大幅に伸びることで、経済的メリットも期待できるのだ。エアレスタイヤ「トゥイールSSL」の特性とは?
1)ノー・メンテナンスタイヤとホイールが一体化しているため、面倒なホイールへの組み換え作業がなく空気充填や空気圧管理の必要がない2)ノー・コンプロマイズ(妥協なき性能)高強度ポリ樹脂スポークがトレッドを支え、ノーパンクタイヤと比べて著しくクッション性が向上。安定性に優れ、作業が快適になって披露を軽減する。スキッドステアローダーの作業も早くなり、生産性も向上。接地面が安定しているため同等の溝の深さの空気入りバイアスタイヤと比較して大幅な長寿命が期待できる。3)ノー・ダウンタイム(パンクによる作業中断がない)パンクの心配がないため、機械を止めて作業を中断する必要がない。作業効率アップと、作業時間短縮につながる。【スキッドステアローダーとは?】
●トゥイールSSL装着スキットステアローダー
左右のタイヤの回転差により狭い空間での小旋回を可能にした作業機械。小回りが効くため、幅広い現場作業が可能で、アタッチメントを付け替えれば様々な用途に対応できる(雪国のガソリンスタンドとかにあるよね)。さて乗用車用の市販はどこのタイヤメーカーが一番先になるのか……?

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