2022/12/07 ニュース

「モンスター田嶋」逮捕報道の一部を会社側が否定!「共謀の事実はない」 

「現在調査中」としながらも、「共謀」に関しては否定

ヒルクライムレースなどで活躍したモンスター田嶋こと田嶋伸博が、廃棄物処理法違反の容疑で逮捕された件に関して、タジマモーターコーポレーションが声明を発表した。

警察の発表によれば、「複数人と共謀し、令和2年8月下旬、大町市内の原野において、金属くず等をみだりに捨て、その後大町市内の原野において木くずを焼却した」とされている。が、⽥嶋伸博が代表取締役会長を務めるタジマモーターコーポレーションは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に違反する行為があったことは認めつつも、「弊社代表者が関連会社役員と共謀のうえ廃棄物の処理を⾏ったとされておりますが、そのような共謀の事実はありません」と声明を発表している。

下記は、タジマコーポレーションの声明全文である。

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弊社代表取締役会⻑の⽥嶋伸博が、⻑野県⼤町市内の原野に産棄物処理法に違反して⾦属くずなどを捨てた疑いで逮捕されたという報道がなされております。本件に関しまして、弊社は引き続き事実関係の調査を⾏っておりますが、現時点で確認した事実を以下のとおり公表いたします。

弊社はグループの事業として⻑野県⼤町市にある爺ガ岳スキー場の経営に2020 年から参画しており、同スキー場の運営は弊社が事業再⽣⽬的で買収した⼤町温泉観光株式会社(「⼤町温泉観光」)が⾏っております。

弊社は、爺ガ岳スキー場の施設が⽼朽化して安全性に問題があることからその対応を⼤町温泉観光にもとめ、⼤町温泉観光は建物の取り壊しを⾏いました。その後⼤町温泉観光は爺ガ岳スキー場の施設を取り壊した際の⾦属くず等の廃棄物(「本件廃棄物」)を爺ガ岳スキー場内に埋めて投棄しました。報道のうち廃棄物の焼却の事実については調査中です。

その後、この本件廃棄物の処理に関して⼤町温泉観光の代表者が捜査の対象となったことをきっかけに弊社はこの事実を把握し、弊社の指⽰により⼤町温泉観光は本件廃棄物を法令に従い適切に処分しました。なお、⼤町温泉観光の代表者はその後起訴されておりません。

また、報道では弊社代表者が関連会社役員と共謀のうえ廃棄物の処理を⾏ったとされておりますが、そのような共謀の事実はありません。

買収した⼦会社が⾃社の事業⽤地内にて⾏った事案ではありますが、産棄物の処理及び清掃に関する法律に違反する⾏為があったことと、弊社がこれを把握できず適切な対応を指⽰できなかったことは事実であり、弊社として深くお詫び申し上げるとともに、今後はグループ内各社の法令遵守体制を強化し、このような法令違反が再発することがないように努めてまいります。弊社の顧客ならびに関係するすべての皆様に、多⼤なご⼼配とご迷惑をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます。

◇◇◇

〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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