2022/09/27 カー用品

純正との比較でわかったBBSホイールの真価

富士24時間レースの会場で開催されたBBSホイールの体感試乗会。クルマ好きが集まるこの場で、純正とBBSの乗り比べができた。はたして、どんな違いが? 来場者たちに本音を聞いてみた!


足元の軽さを実感できる!
 
転がりの「軽さ」や路面の凹凸を乗り越えた際の突き上げを優しくいなす「しなやかさ」。BBSの鍛造ホイールの乗り味を表現するのによく使われるフレーズだが、百聞は一見にしかず。同じアルミホイールでもBBSの鍛造と純正の鋳造で走りや乗り心地がどう違うのか、乗り比べて自分の感覚で確かめてみたくなる。
 
そんなBBS鍛造アルミホイールの「履き心地」を試せるのが体感試乗会だ。2022年5月に横浜の赤レンガ倉庫イベント広場で開催された際は、2日間で約230人が参加する盛況ぶり。その目的は、BBSを知らない人や「ホイールを換えるメリットって何なの?」というレベルの、クルマにあまり詳しくなく、アフターパーツに関心の薄い人にBBSを知ってもらうことだった。
 
今回は「クルマ感度」の高い人たちが集うサーキットで開催。スーパー耐久シリーズ第2戦「NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース」に合わせて、富士スピードウェイのジムカーナコースを貸し切った。
 
BBSブランドの絶対的な安心感と信頼性を築いてきたのが、モータースポーツでの活躍ぶり。トップカテゴリーのF1は今シーズンからBBSがホイールを独占供給。アメリカのNASCARにもワンメイク供給を行うなど、幅広いカテゴリーで熱い戦いを「足元」から支えている。
 
ちなみに、富士24時間レース参戦車ではST-Xクラス「DAISHIN GT3 GT-R」とST-2クラス「ホンダR&DチャレンジFK8」にBBSホイールを供給する。
 
長丁場のレース観戦の合間にBBSホイールの履き心地を体感できる絶好の機会とあって、ジムカーナコースには絶え間なく参加者が訪れた。
 
パイロンで幅78m × 長さ150mのコースにステアリングの切り返しを試せるS字コーナー、加速とブレーキを試せる直線コースを設置。
 
試乗車はMX-30のガソリン車。初めにノーマル車のフィーリングを確かめてからBBSのアルミ鍛造1ピースホイール、RF装着車に試乗。
 
ホイールサイズはRF、純正ともに18インチだが、RFは純正に比べ1本当たり約4.4kgも軽い。ばね下の軽さは参加者もしっかりと感じ取れたようで、「走り出しがとてもスムーズ」、「操舵に対する応答性がクイックになった」とコメントを寄せた。
 
憧れのレーシングカーが履くホイールを愛車に。その思いに応えるのがモータースポーツ直系のBBSだ。
 

憧れのBBSを試せる貴重な機会!
BBS

BBS
●今回履き比べしたのは、BBSの「RF」。タイヤはミシュラン プライマシー4
 
BBS
●富士スピードウェイ内のジムカーナコースにて体感試乗会を実施。特設のパイロンコースで、駆け出し、ハンドリングなどを試せた
 

[BBSホイール、欲しくなりましたか?]
 
BBS
コーナリングが不安から快感に
内藤さん
「BBSのほうが曲がるきっかけを作りやすく、操舵に対して素直にノーズが向きを変えてくれるので楽にコーナーをクリアできました」と満足気。購買欲が一気に高まった。
 
BBS
スーパーGT王者の貫禄を愛車にも
戸谷さん
愛車は先代86。他社の鍛造ホイールを履いているが、スーパーGTのBRZが履くBBSが気になっていた。「乗り味は想像よりも硬くなく、しなやかな印象を受けました」
 
BBS
反応が速くなり挙動もつかみやすい
しましまさん
ノーマルとの違いを感じたのが、コーナーの奧でステアリングを切り込んだ際の反応の速さ。クルマの挙動もつかみやすく、バケットシートに換えたのと感覚が似ているという。
 
BBS
初めのひと転がりが軽くてスムーズ
モリさん
「加速の軽さが印象的。同じペダル踏力でも純正よりスッと前に出るので、スムーズに流れに乗れます」と感動しきり。「今は大学生ですが、頑張って将来はBBSを買います!」
 
BBS
路面に吸い付くような接地感が◎
ミッキーさん
愛車は405馬力を発揮するハイパーセダンのスカイライン400R。「BBSはまるで路面に吸い付いているかのように接地感が高く、安心してコーナリングを楽しめます」
 
BBS
「いつかはBBS」の思いを強くした
4時組夫妻さん
ご主人はハイエース、奥様はレクサスCTを愛用。どちらもアルミホイールに交換済みだが、BBSは憧れの存在。「ゆっくり走ってもノーズの入りのよさを体感できました」
 
 
〈文=湯目由明 写真=長谷川拓司〉

■問い合わせ先
BBSジャパン
TEL:03-6402-4090
https://bbs-japan.co.jp/

ドライバーWeb編集部

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