2022/09/20 新車

ラリー北海道で竹岡圭がクラス2位! FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES が無事フィニッシュ

100号車 竹岡/中田 組は、この日も順調にSSを走破。完走しなくてはというプレッシャーとも戦いながらも無事にフィニッシュ。 そしてDAY1から続けた順位を死守して、クラス2の表彰台を獲得した。

9月9〜11日に開催されたラリー北海道20th+1 ANNIVERSARY「XCRスプリントカップ」(併催FIA国際ラリー、全日本ラリー選手権)に出場したFLEX SHOW AIKAWA Racing wiht TOYO TIRES(監督 哀川翔)。2台のマシンで出場し、ランドクルーザープラドは川畑真人選手が、FJクルーザーは竹岡圭選手がドライバー。2台とも無事にフィニッシュした。



9月9日は、帯広駅前平原通りを封鎖して華々しくラリーショーとセレモニースタートが行われ、哀川翔監督とクルー4人も参列。多くのファンやメディアから注目を集めていた。

そしてDAY1の9月10日。この日は陸別観戦ポイント含めた7SS、総距離421km(SS40.65km)で行われ、99号車 TOYOTA LANDCRUISER 150 PRADO FLEX Racing SPEC(以下PRADO)川畑真人/中谷篤 組は、SS1のゴ ール手前の左コーナー付近でバランスを崩し横転。惜しくもDAYキャンセル。100号車 TOYOTA FJクルーザー FLEX Racing SPEC(以下FJ) 竹岡圭/中田昌美 組は順調にSSを走破し、DAY1をクラス2位でゴールした。



99号 車PRADOは、救出車に車体を起され後陸別SSに自走で戻り応急の整備が行われ、北愛国サービスエ リアに自走で帰還。フロントガラスが割れ、右ミラー、フェンダー、ドア、ライトなど損傷。FLEX札幌店の迅速な対応によって部品を札幌から取り寄せ、メカニックの中央自動車大学校職員学生により夕方から深夜、そして早朝作業によりフロントガラスの交換やその他整備を行い、再出走規定の早朝5時にパルクフェルメ(車両保管)に間に合わせた。



向かえた9月11日のDAY2。総距離は264km、SS22km。7時過ぎに2台ともパルクフェルメを出てそれぞれスタートを切った。99号車 川畑/中谷篤組は、この日音更、足寄など3つのSSを鬱憤を晴らすようなタイムで走り、音更観戦ポイントのSSでは観客を大いに沸かせた。結果的には、1位のCUSCOチームにDAYタイムでは6.5秒差に迫り、そのポテンシャルの高さがうかがわせた。100号車 竹岡/中田 組は、この日も順調にSSを走破。完走しなくてはというプレッシャーとも戦いながらも無事にフィニッシュ。 そしてDAY1から続けた順位を死守して、クラス2の表彰台を獲得した。



哀川翔 総監督もこの結果には大変満足をし、「竹岡/中田 組 頑張りました!! おめでとうございま す。 川畑/中谷 組 DAY1 は悔しい思いもあるでしょうが、これもラリー、全力の証です!! 自分も何度もこのような経験していますので、ここからだと思います。明日への一歩だということです。結果2台フィ ニッシュできたことには大変満足しています。皆様サポートありかどうございました」と語った。



TOYO TIRES OPEN COUNTRY R/Tを装着した2台は他社競合タイヤメーカーと果敢に戦いに挑み、スプリントラリーでその結果とデータも得ることができた。 過去10年間クロスカントリーラリー中心の車両作りをしてきたなか、今回初のJAF公認スプリントラリーに参加。その結果は、チーム、ドライバー、メカニックにとっていい経験になったはずである。



〈文=ドライバーWeb編集部〉

ドライバーWeb編集部

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