2022/08/25 カー用品

クルマトモダチが導き出した最適解。ジムニーにピタリとハマるカーメイトの”ジムニー専用”アイテム

かつて内装用の社外パーツは「付いている」のがわかることに意味があった。でも、ジムニーにはそれが当てはまらない。言わせたかったのは「まるで純正!」だ。
 
Carmate

ジムニー乗りの3割が選んだ
 
カスタマイズにおける車種専用品といえば、エアロパーツやサスペンション、マフラーなどがその代表格。一方、内装関係はいまだ幅広いクルマに向けた“汎用”がスタンダード。そのため、どこかデザインが浮いていたり収まりがイマイチだったり、好みにピッタリということはまれだ。
 
そんなイメージを覆し「まるで純正」をコンセプトにしたのが、カーメイトの車種専用アクセサリー。
 
その存在を一気に知らしめたのが、2010年に発売した30系プリウス用の「プリウストレイ」。間仕切りがない純正のコンソール部分に取り付けることでドリンクホルダーとトレイを増設できる収納アイテムだ。利便性の向上と純正風の見た目で人気を博した。
 
ラインアップを拡充するなかで企画担当者が注目したのが、ジムニーのカスタム熱の高さ。現行のJB64/74がデビューした翌年の東京オートサロンと大阪オートメッセはジムニー祭りの様相で、各社こぞってデモカーを出展。SNSの反響も大きく、潜在ニーズの高さを確信。専用アイテムの開発に着手した。
 
車種専用品は純正に近いデザインやフィッティングが得られる反面、汎用品よりコストがかかり販売数も見込めないため商品化のハードルが高い。ゆえに通常はNボックスなど販売台数の多い車種が優先されるのだが、そこはジムニー。カスタムへの感度が高いユーザーに応えた。
 
ジムニー/ジムニーシエラ用の第一弾はドリンクホルダー。取り付けは簡単で、インパネとドアグリップに備わるゴムキャップを外すと現れるボルト穴にしっかり固定できる。
 
デザインや仕上げにもこだわりが。一般的な黒樹脂ではなく、ジムニーの内装と同じ色になるように調色した樹脂を使用。表面もジムニーの内装に近いパターンの処理を施し、汎用品では得られない一体感を実現。
 
純正のドリンクホルダーはセンターコンソールにあり、低くて取りづらい。サッと手が届く位置に飲み物を置きたいというニーズに応えた専用ドリンクホルダー。その販売数は、一時期、車両販売台数の約3割にのぼる異例のヒット作となった。
 
その改良版となる「ドリンクホルダー2」は、販売比率の高い上位グレードに合わせて、ブロンズメタリックのエアコン吹き出し口風のデザインを採用。純正感がより増した。
 
次にアクセサリー開発陣が目を付けたのが、インパネの一等地にあるカーナビ下のセンターパネル。これを強化し、機能を拡張する3つのアイテムを追加。いずれもナビ周りの使い勝手を高めてくれる。
 
トレイの耐荷重は最大800gで、スマホや鍵、財布などを手の届きやすい場所に置ける。ここではワイパーの操作性を損なわないよう、助手席側に40mmオフセットさせたドライバーファーストな設計が施される。
 
ほかにも純正然とした増設電源ユニットやミラーカバーなど、ジムニーびいきのアイテムが多数そろう。
 

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NZ825 ジムニー専用センターパネル
価格:オープン (編集部調べ実勢:1900円前後)
 
コックピットまわりの収納を増やしたいという要望に応えるべく開発陣が着目したのがここ。純正のプレーンな形状に対してM8ナットを2個埋め込み、DIYベースとして使える拡張性を持たせた。
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純正よりツメの強度を高めてリブを立てるなどの補強が施される(写真右側を参照))。
 

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NZ819 ジムニー専用トレー
価格:オープン(編集部調べ実勢:3400円前後)
 
●スマートフォンや財布、鍵など携行品を置いておくのに便利なトレイ。トレイの底には滑り止めマットが備わり、収納物の落下を防ぐため手前がやや上向きになるよう角度を付けている
 

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NZ824 ジムニー専用スマホホルダー
価格:オープン(編集部調べ実勢:3400円前後)
 
●幅64~84mm、厚み14mm以下、重さ250g以下のスマホに対応。ホルダーは360°回転、上下左右に約80°向きを変えられる。充電ケーブル用フック付き。六角レンチで取り外せる
 

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NZ810 ジムニー専用 ドリンクホルダー2
価格:オープン(編集部調べ実勢:3800円前後)
 
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手の届きやすい位置に飲み物を置きたいという要望に応えた専用ドリンクホルダー。ジムニー乗りの間でSNSなどのレビューが拡散されて大ヒット。ジムニー/シエラともに最上級グレードの販売比率が高いことから、ブロンズメタリックエアコンサイドルーバーリングをデザインに取り入れた。固定は車体側のボルト穴にM8のナットで。これを耐荷重1kgのコンビニフックとして使える。
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NZ587 ジムニー専用増設電源ユニット
価格:オープン(編集部調べ実勢:5500円前後)
 
センタースイッチの下にある純正アクセサリーソケットに差し込み、配線不要で取り付けられる。接続した機器に最適な電流を供給するオートチャージIC内蔵のUSB2口とアクセサリーソケット2口を増設でき、通電時にはオレンジLEDのダウンライトがともる。
 

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ジムニー専用リアビューミラー&カバー
3000SR 高反射(NZ820)/ブルー鏡(NZ821)
価格:オープン (編集部調べ実勢:5500円前後/6600円前後)
 
防眩切り替え機能がなく鏡の面積も小さめなジムニーの純正ミラー。こちらは純正の約2.5倍に視界を拡大し、視界が広く距離感もより自然な緩曲面鏡(3000SR)を採用。明るく見やすい高反射鏡とまぶしさを大幅に抑えるブルー鏡が選べる。カバー面はジムニーの5スロットグリルをモチーフにハニカム柄まで再現。
 

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eアクセ・プランニンググループ
名塚拓哉さん


機能性も高まるクロスデザイン
 
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RAZO
クロスエディションペダル スズキ車用
AT車用(RP153)/MT車用(RP155)
価格:オープン(編集部調べ実勢:4900円前後/6500円前後)
 
ゴムカバーが付いた純正ペダルを足元からドレスアップする、カーメイトのモータースポーツブランド「レッツオ」のクロスエディションペダル。コンパクトSUVから軽自動車まで幅広く装着できるように汎用性を持たせているが、当初はジムニーのペダルにピッタリ適合するように開発された。
 
ペダル本体はヘアライン&アルマイト仕上げのアルミで、滑り止めのラバーゴムをX状に配してクロスオーバースタイルを演出。ブレーキペダルは凸形状のラバーで強力な滑り止めを発揮、アクセルペダルのラバーはアルミとフラットにしてペダル操作性を追求。ジムニー用はAT車用に加えMT車用も用意する。
 
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レッツォグループ ブランドマネージャー
山口智章さん
 

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ジムニー×INNOでもっと広がるアウトドアライフ。GIGAで見やすく、ふだん使いも◎|Carmate|

〈文=湯目由明 写真=山内潤也〉

■問い合わせ先
カーメイト
TEL:03-5926-1212
https://www.carmate.co.jp

ドライバーWeb編集部

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