2022/08/19 カー用品

ジムニーに似合う!小径でも足長、絶妙なバランス|SUPER STAR  LODIO DRIVE 8M MONO|

カスタム映えする大径の3ピースホイールを主軸に据え、確たるブランドイメージを築き上げてきたスーパースター。その4×4用が懐かしい跳ね馬のロゴとともに、モノブロックに生まれ変わって帰ってきた。
 
SUPER STAR
LODIO DRIVE 8M MONO
 スーパースター ロディオドライブ ハチエム・モノ
 
LODIO DRIVE 8M MONO
●トレッドがゴツめのマッドタイヤにも映えるマットブロンズ(写真)とマットブラックの2色を設定。小径でも足長感をキープする
 
[サイズと価格]
16×5.5J インセット20:3万250円
16×6.0J インセット−5:3万800円
 

LODIO DRIVE 8M MONO

かつてのクロカン四駆ブームで一世を風靡したホイールブランドが、スーパースターの「ロディオドライブ」だ。P.C.D.が大きめのランドクルーザー系から標準的なハイラックスサーフやテラノまでさまざまな車種に装着できるよう、アウター/インナーリムとセンターディスク部が別体の3ピース構造を採用。ディスクとリムを結合するピアスボルトがその証しだった。
 
時はめぐり、SUVブームが到来。往時より車種はバラエティに富むものの、その多くはオンロード派生でP.C.D.やインセット、ボルト穴数のバリエーションは限られる。そこで、高価な3ピースではなく求めやすい1ピースとなり復活したのが「ロディオドライブ 7Mモノ」だ。
 
7Mモノは、定番のランドクルーザー プラドやRAV4、ライト系のライズ/ロッキーまで人気車種をカバーする3サイズを設定。すると、「軽自動車用の15インチが欲しい」、「1インチ小さなサイズを履かせたい」という声も。その要望に応えて小径でも見栄えするデザインとしたのが、最新作の「8Mモノ」。
 
デザインは7Mモノを踏襲しながら、7交点から8交点に変更。その理由は、スポークの長さとリム径(ホイールの直径)の相関関係にある。7交点のままリム径を小さくすると、隣接するスポークの間隔が開くことで足が短く見えてしまうのだ。
 
そこで8Mモノは1交点(スポーク2本分を)増やしてスポークの間隔を狭めた。これにより、小径でも足長感を損なわずにデザインできた。
 
純正ホイールでも採用が増えているツイスト(ひねり)を加えた8交点メッシュとともに視覚的なインパクトを与えるのが、クロカン用ホイールで人気のビードロック風リムデザイン。コアなクロカンユーザーは岩場を攻略するためにタイヤのエアを抜いて接地面積を高めることがあり、タイヤの末端にあるビードがホイールリムから外れやすくなる。それを防ぐのがビードとリムを挟み込んで固定するビードロックリング。
 
タフでハードなイメージをリムのディテールで演出しながら、リムからディスク外周に向かって立ち上がり、センターホールへと落とし込むコンケイブ(逆反り)デザインのトレンド要素も盛り込んでいる。
 
ブランドの象徴である“跳ね馬”を描いたセンターキャップが付属するのもロディオドライブシリーズの特徴。あえて純正を流用せず専用キャップとしたことで、よりホイールのデザインが引き立つ。さらにキャップを外側から着脱できるようにしたのも、ユーザー目線のこだわりだ。
 


LODIO DRIVE 8M MONO
●センターディスクの反りを強調するコンケイブ、クロカンテイストあふれるビードロック風リムデザインなど、鋳造の1ピース構造に映え要素を凝縮した
 
LODIO DRIVE 8M MONO
ジムニーシエラ装着イメージ 

LODIO DRIVE 8M MONO
ジムニー装着イメージ


〈文=湯目由明 写真=スーパースター〉

■問い合わせ先
スーパースター
TEL:072-975-3600
https://www.superstar-wheel.com

ドライバーWeb編集部

RELATED

RANKING