インプレッサ STI スポーツはSTIチューンの奥深い走りをカジュアルに楽しめる｜SUBARU　IMPREZA STI Sport｜

路面状況が刻々と変化し、車体に大きな負荷がかかるジャンピングスポットや起伏が点在することから「究極の一般道」と称される、1周約25kmのコースを一昼夜走り続けるニュルブルクリンク24時間耐久レースや、2021年シーズン悲願のシリーズチャンピオンに輝いたスーパーGTなど、モータースポーツ活動を通して知見やノウハウを蓄積し、コンプリートカーやパーツ開発にフィードバックするSTI（スバルテクニカインターナショナル）。
 
STIが目指す「もっと楽しく安全に、運転がうまくなったと思えるクルマ作り」のフィロソフィを身近に感じられる特別な1台が、インプレッサSTIスポーツだ。
 
STIのコンプリートカーに共通する「安心と愉しさ」を上質な内外装で表現しつつ、走りにこだわるSTIらしさを体現しているのが、日立Astemo製のSFRD（周波数応答型ダンパー）を使ったサスペンションチューニング。旋回性を高めるためにダンパーを硬くするとロール時に荷重が抜けて接地感が乏しくなるが、SFRDは内輪側も路面にピタッと吸い付き、FF（前輪駆動）ながら4輪の接地性が格段に向上。同時に細かい振動を吸収するので乗り味もしなやかになる。
 
インプレッサSTIスポーツの走りの質をさらに高めるのが、コンプリートカーと同じ思想で開発したSTIパフォーマンスパーツ。
 
空気力学に基づいたエアロパーツは、車体を浮き上がらせるリフトを減らし、ドラッグ（空気抵抗）の発生を抑える。空気の流れを味方に付けることで、巧みなサスセッティングと相まって「意のままの走り」へと導く。
 
アクセル開度に比例して快音を奏でるパフォーマンスマフラーは、メインマフラーから左右対称にパイプを取りまわし、テールエンドで一体になる「魅せるレイアウト」が心憎い。
 
熟成を極めたインプレッサSTIスポーツの懐深い走りは、STIパフォーマンスパーツを組み合わせることでいっそう深化する。
 

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●基準車の年改に合わせてエアロもブラッシュアップするのがSTIの流儀。フロントアンダースポイラーは2019年10月以降のアプライドＤ型用に空力を最適化。サイドとリヤの同時装着でバランスに優れた空力ボディを形成

価格：
・フロントアンダースポイラー…4万2900円
・スカートリップ（チェリーレッド）…1万4300円
・サイドアンダースポイラー…6万500円




価格：リヤサイドアンダースポイラー：3万8500円

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走り味を激変させたダンパーチューン
 
ダンパーピストン部にストロークの増減に合わせて最適な減衰力を発生させる機構を設けたSFRD（周波数応答型ダンパー）を装着。コーナリングフォースを積極的に使いナチュラルな旋回姿勢を保つ。
 

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リヤルーフスポイラー
価格：4万4000円  
●突起状のボルテックスジェネレーターがルーフ上を流れる風の巻き込みを車体から遠ざけることで外乱を減らし、直進安定性が向上
 

パフォーマンスマフラー＆ガーニッシュキット
価格：13万7500円
●STI初のセンター出し。このデザインを成立させるためにノーマルバンパーのボトム部分に装着するガーニッシュキットを設定した
 

アルミホイールセット
価格：4万2900（17×7J）〜4万6200円（18×7.5J）
●アルミ鋳造後に素材を回転させながら圧力をかけて延ばして成形するスピニング製法を採用。鍛造製法に匹敵するリム強度と軽量化を実現
 
〈文＝湯目由明〉

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