2022/07/08 カー用品

【進化する機能が自慢】セルスターのセーフティレーダーは、つねに進化を続け安心・安全運転をサポートする

レーダー探知機メーカーとして高い知名度を持つセルスターが扱うのは「セーフティレーダー」。時代の変化に合わせ“付けていてよかった”と思える安全運転サポート機能を数多く追加。安心性能に磨きをかけさらに便利になる、最新注目情報もゲット!!

【品質には絶対の自信!】セルスターの3カメラ式ドライブレコーダーが安心性能にこだわる理由

レーダー探知機といえば、おもに速度超過の取り締まりなどを行うために設置されたオービス情報や、警察無線などを受信して自車が法定速度を守っているかを改めて確認するために用いるほか、学校施設付近や住宅街など特に速度を控えて注意しながら走行するべきエリア、緊急車両を妨げずに走行する必要がある場合など、安全運転をサポートするために活用するアイテムである。

そうした製品であることから、セルスターでは「セーフティレーダー」と呼び、さまざまな製品を展開する。

レーザー受信性能検証の難しさ

近年、警察による道路交通法違反の取り締まり方も多様化。最新式の取締装置ではレーザー光を用いたタイプが登場しており、さらには小型で移動や設置が簡便な可搬式オービスが全国各地で運用されているのはご存じのとおり。

神出鬼没の取り締まり方に、今までのレーダー探知機では刃が立たなくなった。そこでレーザー光を受信し警告するモデルを開発。現在ラインアップするモデルすべてがレーザー式オービスに対応する。

「可搬式オービスは神出鬼没なため、それを狙っての検証はかなり難しく、同じレーザー光を使う固定式オービスで検証を行っております」
とは、一筋縄ではいかないレーザー式オービス対応セーフティレーダーの開発を担当する渋谷さん。

より広く・遠くから

「弊社の製品ではレーザー光の集光性能を高めるため、フレネルレンズとフィルターの利点を組み合わせた『フレデリックスレンズ』を独自に開発。より広い範囲と遠くからのレーザー光の受信性能を実現しました。お客様が取り付ける位置はさまざまですので、そういったことも配慮して設計しています」

レーザー光の受信レベルを2段階で判定して効果音の強弱で警告するほか、誤警報を抑制する制御も搭載。レーザー式オービスへの信頼性にも注力している。

レーザー光以外にも、レーダー波の可搬式オービスが発する新Kバンド受信警告にも対応するなど、最新式の取締装置への対策も抜かりない。

「セーフティレーダーでは、GPSデータを収録しており、そこに近づくと警告します。そのポイントの正確性や登録数というのも重要な要素となっています。われわれ開発陣だけでなく、全国にある営業所のスタッフや日頃製品をお使いいただいているユーザーからも日々情報を収集しています」

そのGPSデータは無料で更新可能。例えば今回紹介しているAR-W87LAは無線LANを搭載しているので、スマホのアプリを介して簡単にデータ更新が行える。これら豊富なデータベースに加え、レーザー光やレーダー波、さらには無線通信といったものを直接受信するシステムの信頼性があってこそ安心できるのだ。

AR-W87LAは全国の地図情報を収録しており、常時表示していればどこを走っているのかがわかる。各種警告が割り込み表示され、注意すべきポイントが地図上にアイコンで表されるのも親切だ。

「相互通信」で広がる可能性

セルスターのセーフティレーダーとドライブレコーダーには、相互通信機能搭載モデルがある。

これは専用ケーブルで互いをつなぐと、ドライブレコーダーには電源が供給され、セーフティレーダーの画面にドライブレコーダーの映像が表示されるようになるというもの。

この相互通信機能を最大限に生かせるモデルが近々発売されるようで、今回の取材時にはそのプロトタイプが目の前に用意されていた。

「新製品は新たに別体式のリヤカメラを接続して前後の映像記録が可能な2カメラタイプです。もちろん単体でも利用可能ですが、セーフティレーダーと専用ケーブルでつなげば電源供給が可能です。画面確認や設定操作も画面で行えます。また、セーフティレーダー機に搭載するGPSの位置や速度を映像記録データに埋め込むことができるようになるのも、併用するメリットになります」

シンプルに機能性を高める

こういった拡張性を備えているのが、ドライブレコーダーとセーフティレーダーの両方を手がけているセルスターの強みといえる。

安全運転を心がけるためのアイテムとして有用なレーダー探知機、そして走行中の映像を記録し、万が一の際の不安をなくすドライブレコーダー。安心感を高めたいなら愛車にセルスターのセーフティアイテムを装着するのは“あり”だろう。

CELLSTAR_RADAR
セルスター工業  技術部 副部長 渋谷勇治さん(左)と技術部 電気設計課 次長 伊藤健一さん(右)


ASSURA AR-W87LA
CELLSTAR
セーフティレーダー
ASSURA AR-W87LA
価格:オープン(編集部調べ実勢価格:3万9800円)
ASSURA AR-W87LA


ASSURA AR-W87LA
●相互通信機能によりドライブレコーダーとの接続に対応。オプションのOBDⅡアダプターを使えば各種車両情報のモニタリングもできるなどシステムアップが可能だ

ASSURA AR-W87LA
●独自のフレネルレンズ(薄型レンズ)とフィルターを併用した「フレデリックスレンズ」により、レーザー光受信は水平上下最大60度の超広角化と従来比約2倍の直線検知性能を実現。誤警報も抑えるなど、安心性能に磨きがかかっている

ASSURA AR-W87LA

ASSURA AR-W87LA
●GPSデータを収録し、固定式オービスなど取り締まり装置に近づくと警告を発する。注意ポイントまでの距離や現在の速度、法定速度なども確認可能。安全意識も高まるだろう

ASSURA AR-W87LA
●GPSデータはユーザーが投稿した取り締まりポイントも使える。現在のGPSデータは20万件以上、取り締まり・検問データは約6万件を収録。無料で毎月更新できるのもうれしい

ASSURA AR-W87LA
●3.7インチの大画面液晶を搭載。タッチパネル式で直感的に操作できる。シンプルでわかりやすいメニューは好みに合わせて細かく設定が可能


CS-52FRW
セーフティレーダーとの相互通信で便利に使えるドライブレコーダー

CS-52FRW
CS-52FRW
フロントカメラ

CS-52FRW
CS-52FRW
リヤカメラ

もうすぐ発売予定の新機種がドライブレコーダーCS-52FRW。モニターやGPSレシーバーを省くことでコンパクトかつスリムなボディが実現。これに別体式のリヤカメラを備えた前後2カメラ式だ。セーフティレーダーに接続すれば電源取得とデータの相互利用が可能で、大画面で記録映像の確認や各種設定操作もできる。ドライブレコーダーは“しっかり撮れれば目立たないほうが好み”という人にオススメ。セーフティレーダーとセットで使いたい。




ASSURA AR-W87LA
〈文=ドライバーWeb編集部・兒嶋 写真=佐藤正巳、編集部〉

■問い合わせ先
セルスター
TEL:0570-006867
https://www.cellstar.co.jp

ドライバーWeb編集部

RELATED

RANKING