2022/04/06 カー用品

足元を伝統の8スポークでキメる|Racing Service Watanabe|

ハチロクといえばエイトスポーク。AE86をリアルタイムで体験した世代には超定番のホイールで、AE86がネオヒストリックカーとして貴重な存在になった現在でも「頭文字Dの主人公、藤原巧海が駆る白黒パンダトレノが履いているホイール」と言えばデザインが思い浮かぶはず。
 
RS Watanabe

そのイメージはハチロクが2012年にトヨタ86として蘇り、GR86に進化した現在でも変わらず。BRZも含めてショートオーバーハングで低く構えたFRスポーツに、カマボコ形の8本スポークが肉厚のリムをつかみ、足元に存在感を与えるエイトスポークホイールはよく似合う。
 
エイトスポークは1967(昭和42)年創業のレーシングサービスワタナベが長年作り続ける超ロングセラーのアルミホイール。レーシングフォーミュラの設計・製作をルーツとし、スチールホイールが当たり前の時代に、レースでの豊富な経験と技術を基に生み出された高性能アルミホイールがエイトスポークだった。
 
半世紀以上の歴史を持つレジェンドホイールだが「飽きがこない」、「偉大なるスタンダード」と称されるデザインは不易流行。国産旧車に似合うのはもちろん、タイヤサイズとブレーキが大径化したGR86/BRZのような現行車にもジャストフィットするサイズを幅広く設定する。
 
GR86/BRZ用は16、17、18インチのF8タイプとF8Fタイプをラインアップ。カラーやリム幅、インセットが自由にアレンジでき、ノーマル車高からローダウン、オーバーフェンダー、ネガティブキャンバーなど幅広いカスタムに対応する。
 


RS Watanabe
エイトスポーク アルミホイール
F8/F8F
価格(1本):8万3600円(F8F・18-70)~9万4600円(F8・18-10.5)  


変わらぬ存在感
 
RS Watanabe
●F8タイプはFR車向けにスポークを奧にオフセットしてリムの深さを強調。写真のF8Fタイプは表側に出すことでキャリパークリアランスを稼いでいる

RS Watanabe
●カスタム内容に合わせてインセットやリム幅を選べば、リムの深さとディスクの奥行きが強調された迫力あるフォルムを作り出せる

RS Watanabe
●茨城県の友部工場で鋳造→熱処理→加工→塗装といったプロセスを経てユーザーに届けられる。JWLの刻印が保安基準適合の証だ

RS Watanabe
●本社のある横浜・鶴見区にちなんで三羽鶴をモチーフにした、RSワタナベの社紋が刻まれたセンターキャップに老舗の誇りが宿る
 
〈文=湯目由明〉

■問い合わせ先
レーシングサービスワタナベ
TEL:0120-811-562
https://www.rs-watanabe.co.jp

ドライバーWeb編集部

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