2022/03/14 カー用品

GRヤリスにイチオシ!ブリットのスーパー快適セミバケットシート|GRヤリス カスタム最前線|

●ガイアスシリーズが16年ぶりに一新!

レバー式リクライニングによる快適性とフルバケットタイプにも匹敵するホールディング性能を備えた人気の「ガイアス」シリーズが16年ぶりに一新。次世代モデルの“Ⅲ”は、スポーツ走行からシティライドまでを高いレベルで許容する。これがGRヤリスに最適だ。

リクライニングシリーズのフラッグシップモデル

フルバケット型にも匹敵する高い剛性とサポート性を備えつつ、ストリートユースでは快適な座り心地を提供。リクライニング機構を備えたブリッドのスーパーセミバケットシート。そのフラッグシップモデルとなる「ガイアスⅡ」が進化を遂げ、“ガイアスⅢ”に生まれ変わった。

3D-CADによって新設計されたボーンフレーム&モノコック構造のボディは、従来型に対してフレーム耐荷重強度は200%、ねじれ強度は40%、さらに、バックレスト前突強度は15%の向上を実現させた。

操作性と利便性、耐久性を高めるべく新開発したワンタッチリクライニング機構は、有段階調整ながらバックラッシュ(遊び)を極力抑えた設計として剛性を確保。また、座部と腿部のクッションを専用設計の高密度発泡モールドウレタンとすることで身体にかかる面圧を均等に分散させた。これはドライビング時の疲労を和らげることにも寄与する。

デザインをはじめ、各部機構に至るまで徹底的にブラッシュアップを施したガイアスⅢ。1981年の設立から四十余年に及ぶモータースポーツシーンで培ったブリッドの知見と技術が余すことなく注がれた一品は、GRヤリスの走りをより楽しむアイテムとしての相性は抜群だ。

そんなガイアスⅢのほか、ここではスポーツ派にベストなフルバケットシートモデルから、コンフォート性能を重視するユーザーに最適なモデルも併せて紹介していこう。

「GIASⅢ」
ガイアス スリー
価格:21万4500〜27万5000円


●ストリート走行における快適性と高いホールド性を兼備。シェル(骨格)はFRPとスーパーアラミドの2種を用意し、腿部クッションも「スタンダード」と「ロー」タイプの2種類から選べる。シート装着には別売りの専用スーパーシートレール(2万1450円〜)が必要となる。カラーは「グラデーションロゴ」のほか「ブラック」と「レッド」を設定


●ワンタッチ式リクライナーは、調整ギヤ部のバックラッシュを極小化。新設計のスチールフレームは、バックレストとの接地感がさらに増し、フルバケットシートに迫る高剛性を実現


●車両側(内装)との干渉を抑えた設計もブリッド製品の特徴 


●座面の下部にはサーキット走行で必須の股下ベルトホールを新設。そのサイズもシートの剛性に影響を与えない大きさに設定


●ショルダー部分のサイズも十分。同社のセミバケットタイプで最高のホールド性能を誇る

STRADIA Ⅲ
ストラディア スリー
価格:20万3500〜26万4000円


●助手席にストラディアⅢを組み合わせた例。ガイアスⅢよりもニーサポートとショルダーの張り出しが抑えられているため乗り降りがしやすい。腿部のクッションも高さ違いの2種から選べる。カラーは「レッド」のほか「グラデーション」と「ブラック」を用意。もちろん運転席側への装着もお薦めだ

ZETA Ⅳ
ジータ フォー
価格:10万6700〜16万5000円


●長年モータースポーツユーザーから支持されるスタンダードなフルバケット型。4世代目の「Ⅳ」ではシェルを一新し、ねじり剛性と破断強度が格段にアップ。新たにブリッドならではの「ローマックス設計」を取り入れ、取り付け可能な車両の幅が広がった。カラーはストラディアⅢと同じ3色。FIA規格取得モデル

EUROSTER Ⅱ
ユーロスター ツー
価格:10万8900〜12万8700円


●人間工学に基づく「ニューエルゴノミクスデザイン」を採用したコンフォートモデル。高密度ウレタンフォームは体を包み込むようにサポートし、身体にかかる面圧を分散することで運転疲労の軽減にも寄与。カラーは他モデルと同じ3色に「チャコールグレー」を加えた全4色。ヤリス(写真)にも装着可能だ

外した純正シートはオフィスチェアに
マルチキャスターPROヤリス/GRヤリスタイプ
価格:4万9500円


●交換で外した純正シートに専用設計のチェアパーツを装着することで、高さ調整や最大20度までのロッキング機能を備えたオフィスチェアに変身できる

文=鈴木克也
写真=藤井  修

■問い合わせ先
ブリッド
052-689-2611
https://bride-jp.com/

ドライバーWeb編集部

RELATED

RANKING