2022/02/22 イベント

女優・黒谷友香さんも食した絶滅危惧素材のハンバーガーが無料で! 日産が海老名SA(下り)にEVオーナー専用ラウンジ開設

発表会には女優の黒谷友香さんも登場

日産はNEXCO中日本とともに、日産車だけでなくすべてのブランドのEV(電気自動車)オーナーを対象とした共同プロジェクト「グリーンパス パワード・バイ・日産」を2022年2月17日から3月16日まで実施中だ。

日産は世界で初めてグローバルな量産型EVのリーフを2010年に発売し、22年1月には新型クロスオーバーEVのアリア(特別仕様車)を発売。EVのパイオニアとして、より多くの人にEVを広げて行きたいという思いから、今回の取り組みを行ったという。民間が主導するEV普及のための活動はあまり多くはなく、すべてのEVオーナーのカーライフをいっそうプレミアムなものとし、EVに乗ること、EVを選ぶことの価値を高めていきたいとしている。

■特別メニューが無料で食べられるグリーンラウンジ

目玉は、期間限定でオープンするEVオーナー専用の「グリーンラウンジ」の設置である。東名高速道路の海老名サービスエリア下り内、入ってすぐ左手にあるEVの急速充電器脇に、2台のトレーラーハウスをベースに仕立てた仮設のラウンジを設けた。ラウンジは冒頭で述べたように日産車だけではなく、すべてのメーカーのEVオーナー(レンタカーも可)が利用することができる。



ラウンジの内装は、サステナブル(持続可能な発展)をコンセプトに、リサイクル可能な段ボールで作られた家具を使用。脱炭素に貢献するEVオーナーが来場するのにふさわしい空間を目指したという。ちなみに、ラウンジ内の椅子ではスマートフォンへの非接触充電ができるが、これは日産リーフからの給電による電気を利用している。

また、EVオーナー/レンタカー利用者とその同伴者には特別に、絶滅危惧食材で作られた「グリーンラウンジバーガー」を提供。気候変動によって生産量の減少が危惧されている食材を使用したバーガーは、東京・代々木上原にある3年連続ミシュラン一つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ鳥羽周作氏監修のもと開発を行った。



牛肉や卵(畜産業で排出される温室効果ガスの影響で消費量が制限される恐れあり)、小麦粉やとうもろこし(気候変動で収穫量減少の恐れ)、トマト/レタス/りんご/根セロリ(高温下での栽培が難しく、収穫量減少の恐れ)を使用。お肉の旨みに対してりんごの甘味、マスタードの辛味、ビネガーの酸味、スパイスの香りのハーモニーを多くのEVオーナーの方に味わっていただきたいとのことである。バーガーに最適なオリジナルのペアリングドリンクもセットで付くが、ジンジャーエールとほうじ茶(こちらも絶滅危惧食材)を合わせて自然な優しい味わいに仕立てている。

EVの充電をしながら、ラウンジでプレミアムなひとときを過ごすことができるのは旅の魅力だろう。なお、EVオーナーであることは各社のEVアプリ(各社公式の車両連携アプリ)を現地のスタッフに提示することで証明、レンタカーの場合は借用書類を提示することでラウンジが利用できる。

●グリーンラウンジ概要
開催場所:海老名サービスエリア下り EV充電スポット脇スペース
実施期間:2022年2月17日(木)〜3月16日(水) 10時〜18時
実施内容:EVオーナー専用ラウンジの設置
特設サイト:https://ev2.nissan.co.jp/EV/GREENPASS/

ドライバーWeb編集部

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