2022/01/28 ニュース

ジムニーオーナーの困りごとを解決…IPFのジムニー専用アイテム3選|東京オートサロン2022|

●かゆいところに手が届く!

1946年に創業したドライビングランプの老舗ブランド、IPF。東京オートサロン2022のIPFブースは「ジムニー祭り」の様相。ジムニーのスペシャルショップ「APIO」と、オーストラリアの4×4パーツブランド「ARB」とのトリプルコラボで製作したJB74ジムニーシエラベースの「IPF×ARBプロデュースby APIO」と、JB64ジムニーをベースに「道なき道を突き進み、旅を楽しむ」をコンセプトにした「IPFジムニーオーバーランドスタイル」の2台を出展。長年のランプ製作で培った高度な金属加工技術を生かして、ジムニーオーナーの目線で企画・開発されたユーティリティアイテムに注目してみた。


●IPF×ARBプロデュースby APIO

今年の秋発売を目指して鋭意開発中のアイテムが、スマホアプリを使って手元でIPF製オフロードランプの操作(ランプのオン/オフや600シリーズは調光も可能)を行える「BTワイヤレススイッチ(仮)」。エンジンルーム内にメインモジュールを設置し、スマホからBluetoothで無線を飛ばす仕組み。万一スマホを紛失したり、電源が落ちたりした場合は、メインモジュールに組み込んだオン/オフスイッチにより手動での操作も行える。真っ暗闇のキャンプ場などでルーフラックに装着したワーキングランプで周囲を照らすのに、座ったまま手元で操作できるのは便利。IPF製のオフロードランプ全製品に対応する。





ジムニーオーナーの困りごとを解消するニッチなアイテムが、3月発売予定の「カーゴエクステンション for JIMNY」。荷室スペースを拡げるためにリヤシートを倒して荷物を載せると、樹脂のリヤシート裏が滑りやすく、フロントシートとの間に隙間が生じるためにブレーキを掛けた際に荷物が隙間に落ちてしまうというもの。リヤシートのヘッドレスト穴に本品を差し込むだけでフロントシートとの隙間を埋めて、荷崩れや落下を防いでくれる。さらに、荷室床面長が最大180㎜延びるために、積載量も増やせる。ヘッドレストホルダーとしての役割も兼ねていて、ジムニーの限られた荷室空間を有効活用できる。





もうひとつは「サイドストレージパネル for JIMNY」。リヤのアシストグリップとリヤガラス下のサービスホールを利用するので、車両側には一切加工を施さずボルトオンで装着できる。荷物をウエストラインよりも高く積載する場合、先の尖ったものからリヤガラスを保護するのと同時に、M8サイズの穴を設けているのでアイナットや各種ホルダーを取り付けられる。丸ノブ3点でしっかり固定することでホールド性を大幅に高めているのも、オフロード走行での振動や衝撃などを考慮したランプメーカーらしいこだわりだ。ジムニー用が好評を得られれば、デリカD:5やラングラーなど他車種にも展開する可能性がある。こちらも3月発売予定だ。



IPF
027-346-3316
www.ipf.co.jp/

<文と写真=湯目由明>

ドライバーWeb編集部

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