2022/01/19 新車

【早くも第3のBEV】アウディの新型BEV、Q4 eトロン登場! インフラ整備も積極的な今後の戦略とは?

●アウディ第3のBEV、Q4 eトロンがデビュー。今後の急速充電インフラの戦略にも注目



■BEVらしいパッケージング


アウディジャパンは2022年1月17日、新しいBEV(電気自動車)のSUV「Q4 eトロン」「Q4 eトロン スポーツバック」を発表。同日より予約注文を開始した。デリバリーは22年秋以降を予定。価格は599万円から。

Q4

eトロン スポーツバック、eトロン GTに続くアウディ第3のBEVであるQ4 eトロン。名前にQが付くことからもわかる通り、SUVにカテゴライズされる全長4.6mのCセグメントモデルだ。BEV専用のプラットフォーム「MEB」を採用し、バッテリーを前後アクスル間の床下に収納。ホイールベースは長く、オーバーハングは短いというBEVらしいスタイリングで、Q5をもしのぐ広い室内空間を実現した。

駆動用バッテリーはリチウムイオンで、総電力量は82kWh。一充電航続距離は約500km(欧州参考値)で、125kWまでの急速充電(CHAdeMO規格)にまで対応している。125kW最大では容量80%まで38分で充電可能。200Vの普通充電は最大8kWまで使用できる。

Q4 eトロンは、アウディとしては珍しい後輪駆動を採用。リヤアクスルに搭載する1基の電気モーターは150kW(204ps)/310Nmを発生し、0→100km/h加速8.5秒の俊足ぶりを見せる。

発表会にはSUVタイプのQ4 eトロンしか展示されなかったものの、クーペSUVのQ4 eトロン スポーツバックもラインアップ。ほかのスポーツバックSUVと同様、リヤエンドに向かってなだらかに下がるルーフが特徴的だ。


ドライバーWeb編集部・青山

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