2022/01/20 ニュース

チェリーレッドがそそられる「ソルテラ STI コンセプト」。STIはBEVのソルテラをどう料理する?|東京オートサロン2022|

スバル初のBEVとして発売予定のソルテラがSTIパーツをまとい出展された

スバルとスバルテクニカインターナショナル(STI)が、東京オートサロン2022(2022年1月14〜16日に開催)で、同年央に発売を予定しているスバル初のSUVタイプのバッテリーEV(BEV)「ソルテラ」のカスタマイズモデル「ソルテラ STI コンセプト」を出品した。
 
STI_SOLTERRA

目を引くのが車両下部全周にチェリーレッドのアンダースポイラーを装着した点だ。スバルのスポーティな走りを際立たせるSTIのブランドカラーをまとうことで、スバルらしいスポーティな走りへのこだわりを表現している。
 
STI_SOLTERRA

ホイールにもチェリーレッドのアクセントがあしらわれており、アイキャッチとなっていた。このほか、ブラックカラーのルーフエンドスポイラーを装着。チェリーレッドの「STI」ロゴがアクセントとして利いている。
 
STI_SOLTERRA

ソルテラはトヨタとの共同開発により生まれたモデルで、生産はトヨタが担当する。スポーティモデルのBRZ/GR86はスバルが生産するから、協業関係がいっそう強まったといえる。
 
スバルらしさがどの程度反映されるのかが気になるが、STI関係者によると、かなりスバルらしい走りに仕上がっているという。
 
STI_SOLTERRA

では、「ソルテラ STI コンセプト」によるSTIパーツはどのような役割を持っているのか。
 
「ソルテラにSTIパーツを装着することで、どのような反響があるのかを見てみようということで、WRX S4から採用したチェリーレッドのアンダースポイラーと同じイメージで仕立ててみました。 ソルテラはスバルらしい味付けとなっているのですが、STIとしては初めてのBEVなので、どのようなパーツをそろえるかはまだ言えません」(STI関係者)
 
確かにソルテラ発売までにはもう少し時間がある。今回、エクステリアパーツの提案でどれだけの反響があるのか、手探りの状態と感じた。
 
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プラットフォームはBEVに最適化したスバルとトヨタの共同開発で、新開発のe-Subaru Global Platform(トヨタではe-TNGA)。前述のとおり生産はトヨタが担当。スバル(STI)の手の内にない“ブツ”をどう料理するのか……。機能パーツを含め、大いに気になるところだ。
 
〈文=ドライバーWeb編集部 写真=澤田和久〉

ドライバーWeb編集部

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