2021/12/31 カー用品

ジープ ラングラーに適合する数少ないスタッドレスタイヤ|ノキアンタイヤ ハッカペリッタ

Nokian TYRES
 
ラングラーオーナーに共通する悩みといえば、「装着可能なスタッドレスタイヤが少ない!」。確かにラングラーは適合するタイヤサイズが少ない……そこでチェックしてほしいのが、フィンランドに本拠地を置くノキアンタイヤの「ハッカペリッタ」シリーズだ。
 


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ラングラー純正サイズを設定。雪道を安心・安全に楽しむ
 
その無骨な出で立ち、圧倒的なロードクリアランス。ラングラーは、いろんなところに出かけたくなる頼れる相棒だ。冬になれば、「豪雪だってヘッチャラだぜ!」と冒険心にかられていることだろう……。しかし、じつは大きな問題が。ラングラーに適合するスタッドレスタイヤのサイズが、圧倒的に少ないのだ。
 
現行JL型ラングラーの純正タイヤは、アンリミテッド サハラで255/70R18とリアルオフローダーらしいサイズ。しかしそのサイズでスタッドレスを調べると、「あれれ?」。選択肢がかなり限られてしまう。
 
なぜかといえば、ラングラーはアメ車だ。彼の地では「M+S」のオールシーズンタイヤが基本で、スタッドレスの需要が少ないのだ。豪雪や凍結以外なら、純正装着の「M+S」タイヤで事足りてしまう。
 
しかしここは日本。雪の多さ、そして交通量の多さ、さらに冬場でも日中は比較的気温が上がり、夜間に凍結……。世界的にも厳しい冬季の路面状況では、圧倒的走破性を持つラングラーとて無力。そもそも、冬タイヤ規制下では、優れたウインター性能の証明であるスノーフレークマークが付けられたタイヤでないと法律違反。いや、危険すぎて走れない。
 
そんな悩みを解決するのが、世界で初めて冬用タイヤを作ったことで知られる、北欧フィンランドのノキアンタイヤだ。同社のタイヤは、自動車部品の総合商社・阿部商会が日本国内に輸入・販売。ラングラーに適合する最新スタッドレスタイヤは、ハッカペリッタシリーズのSUV用タイヤ「R3 SUV」だ。
 
冬用タイヤを作り慣れたノキアンタイヤだからこそ、その雪道性能には定評がある。さらに雪上のみならず、氷上でも国産スタッドレスに匹敵するため、安心してスノードライブが楽しめるはず。
 
速度レンジにも注目したい。多くの国産スタッドレスは「Q(160km/hまで)」だが、R3 SUVのラングラー純正サイズは「R(170km/hまで)」。スタッドレスを履いてドライの高速道路を走ることも多いはずだが、重心が高くフラつきやすいラングラーにとって、この速度レンジの高さは直進安定性の向上につながる。
 
もうひとつの特徴は、パンクのしにくさ。タイヤのなかで一番衝撃に弱いとされるタイヤ側面に、飛行機の機体や防弾チョッキに使用される軽量かつ硬度の高い「アラミド繊維」が配合されている。縁石やキャッツアイはもちろん、ラフロードに足を踏み入れることの多いSUVの使われ方に配慮しているわけ。
 
そのほか、タイヤの残り溝を簡単に確認できるトレッド面の数字や、空気圧をチェックできるマークなどノキアンタイヤならではの使い勝手のよさは標準装備だ。
 
せっかくのラングラー。冬も安心して遊ぶため、ぜひノキアンタイヤの冬用タイヤを検討してみては?
 
 
パンクしにくいサイドウォールも売り
 



日本の環境にも耐える北欧スタッドレス
 
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HAKKAPELIITTA
R3 SUV
ハッカペリッタ アールスリー エスユーブイ
 
●左右対称のセンターブロックサイピングや3D形状のサイプによって剛性を高め、ドライ路面におけるハンドリングの正確性を確保。複雑に噛み合ったトレッド面は、雪上や氷上でバランスの取れたグリップ力を発揮する。そのトレッド面には「864雪」マークがあり、「8」は「残り溝8mm」の意味で新品時を指す。8mmを下まわると「8」が消える……といった具合だ。「4」の下にある「雪」が消えると、スタッドレスとしては使用限界に達したことを意味する。サイドウオールには外部からの衝撃に対して耐久力を飛躍的に向上させるアラミドサイドウォールテクノロジーを採用
 
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OWNER’S VOICE!
なぜノキアンタイヤを選んだのか?
 
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ノキアンタイヤを取り扱うメルスユーロ(山形県)で購入した、ラングラーオーナーに話を聞いた。
 
「冬場はウインタースポーツからロングドライブまで行動範囲を広く楽しんでいます。ですので、雪道での制動性能はもちろん、剛性の高いスタッドレスタイヤを希望していました。そんな要望をショップに相談したら、国産スタッドレスよりもふらつきにくく、氷上性能にも優れているのでオススメです!と熱く説明がありました。
 
まずドライ路面ですが、確かにスタッドレス特有のフラフラ感なく安定して走れます。一方、気になっていた氷上性能ですが、高速走行時の安定性を考慮すれば、十分なレベルなのでアイスバーンも安心して走れます。しかも雪上ではトレッド面に雪が詰まることが少なく、タイヤハウス内にも雪が付着しにくいように感じています。
 
正直、ショップに薦められるまでノキアンタイヤは知りませんでした。でもJLラングラーのジャストサイズがハッカペリッタR3 SUVにあったのが決め手です」
 
■取材協力
MELS EURO
所在地:山形県米沢市中田町678-2
TEL:0238-40-1171
 
 
〈文=ドライバーWeb編集部 写真=佐藤亮太〉
 

■問い合わせ先
阿部商会
https://abeshokai.jp/nokian

ドライバーWeb編集部

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