2021/12/29 カー用品

【動画】「リヤから左右・車内を撮る」利点とは? ユピテルのドライブレコーダー「marumie Y-3000」を360°モデルと比較してみた

●後方から側方・車内を撮る新発想!

2021年12月に発売された、ユピテルの最新ドライブレコーダー。注目は、業界初の「フロント+リヤデュアルカメラ」。下に並べた3つの映像は、フロント、リヤ、そして車内のもの。見慣れた映像と思いきや、車内の映像はなんと後ろから! そう、このドライブレコーダーは、前後はもちろん、リヤ側から超広角カメラによって左右・車内をカバーする点が新しい。そのメリットは? 360°モデルと比較してみよう!



Yupiteru marumie Y-3000



■価格:オープン(編集部調べ実勢価格:4万7080円前後)
■主要スペック
本体/サブカメラサイズ:65×53×28/118×27(mm)
本体/サブカメラ重量:91/51(g)
3カメラ最大記録解像度:それぞれフルHD(1920×1080)
3カメラ最大フレームレート:29.1(コマ/秒)
付属/対応 メディア:マイクロSD(32GB)/マイクロSD(16〜128GB)

【解説】marumie Y-3000ってどんなドライブレコーダー?

ドライブレコーダーの種類は、前方のみを撮影する「シングルカメラモデル」、前後2つのカメラで後方も撮影する「前後2カメラモデル」、その前後2カメラのフロント側がデュアルタイプとなる「3カメラモデル」、そして全方位撮影が売りの「360度モデル」の4つに大別される。

今回紹介するユピテルの「marumie Y-3000」は、いわゆる3カメラモデル。でも、これまでのものとはまったく違うスタイルだ。



本体を兼ねたフロント側は、前方のみを撮影するごく一般的なドライブレコーダー。注目はリヤカメラだ。車両後方を撮影するカメラの反対側に、なんともうひとつカメラが付いている。従来の3カメラモデルとは前後カメラの数を逆にすることで、後方からの車内撮影を可能とした。

車内向きカメラは、リヤガラス上方から前方を見渡すカタチに。今回は3列ミニバンに取り付けてみたが、2列目、3列目の左右ウインドーから側方の様子がハッキリと確認できる。隣の車線からの幅寄せや前方への割り込みなどの迷惑運転はもちろん、後方カメラと組み合わせれば、あおり運転など一部始終を記録可能。

これまでの3カメラモデルの車内カメラは、前方から車内後方を撮影するタイプのみだった。だから、前席乗員に隠れて後側方は映らないことがあるし、何より“つねにカメラに顔を撮られている”のが気になる人もいたはず。その点、今回のY-3000は映像に写り込む乗員は後ろ姿。SNSなどで動画を公開する際も映像を加工せずプライバシーが守られるのも大きなメリットになる。

【NEW】後方から左右・車内を撮影


フロントカメラで前方撮影


リヤデュアルカメラで後方撮影


ドライバーWeb編集部

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