2021/11/29 カー用品

BBS×マツダ ロードスター。軽さと剛性が引き立てる「人馬一体」

マツダが追求する「人馬一体」の走り。車両重量約1トンの軽量ボディに組み合わせるアフターホイールを検討するなら、ぜひコレを。カッコよさはもちろん、走りが変わるのだ。
 
BBS_RP
アルミ鍛造1ピースホイール
BBS RP



おもしろいように走りが変わる
 
2015年の登場から約6年が経過した4代目マツダ ロードスター(ND型)。発売後にすぐに編集部車として招き入れ、日々の取材の足として、ときにはサーキットへ……進化した人馬一体の走りを存分に味わってきた。軽量ボディと1.5Lエンジン、そして操作性抜群の6速MTのマッチングは絶妙で、「ちょっとそこまで買い出しに」なんてシーンでも運転が楽しいクルマである。
 
無駄を極力排したそのスタイリングは、今でも一線級の美しさ。だからこそこれまでノーマル仕様を保ち続けてきたが、「ホイールぐらい換えてみてもいいんじゃない?」という声が編集部内からチラホラ。というわけで今回、ホイール交換に踏み切った。チョイスしたのは、憧れのBBSホイール。その数あるなかから、コンパクトスポーツに対応した8本クロススポークの軽量モデル「RP」を装着。サイズは純正と同じ16インチだ。
 
「RP」は、BBS独自の鍛造製法で生み出されたアルミ鍛造の1ピース。そのシンプルな見た目はロードスターとのマッチングも良好で大満足!
 
BBS_RP

早速走らせてみると……走り出しからクルマが軽く感じる。ホイール単体では純正比で約1kg軽くなっている計算。やはり、バネ下重量軽減は乗り味にかなり影響を与えるようだ。
 
荒れた路面を走る際には、ホイールの剛性が上がったせいか純正よりも情報量が多めに感じられる。といっても、もともとロードスター。スポーツカーらしい乗り味と言える。
 
ハイライトはハンドリングの精度向上。ロードスターの特徴である荷重移動のスムーズさが際立った印象で、タイヤのグリップ感をよりドライバーに伝えてくる。フロントに荷重を乗せ、中立付近からわずかに舵を当てるようなシーンでは、コーナリングフォースの立ち上がり方が絶妙。スムーズな旋回性、いわば「人馬一体」感が増したように感じる。
 
見た目の美しさ、そしてスポーティな走り。BBSへの交換でどちらも実現できて、じつはお得かも?
 
 
BBS_RP
ロードスターをはじめ、コンパクトスポーツ系サイズも用意するBBSの「RP」。今回装着したサイズは16インチ×6.5J、インセット42。重量は5.9kg。カラーはダイヤモンドブラックで、ほかにダイヤモンドシルバーとゴールドを用意する。価格は1本5万2000円。
 
 
〈文=本誌・柿崎 写真=澤田和久〉


■問い合わせ先
BBSジャパン
TEL:03-6402-4090
https://bbs-japan.co.jp

ドライバーWeb編集部

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