2021/10/02 ニュース

「ドライビングとはなんだ」な、STIギャラリー三鷹の新企画展示をさっそくリアル体験



STI_Gallery

最高スペックのシミュレーターでニュルを走る

体験は大きく3つあり、注目はやはりドライビングシミュレーター「グランツーリスモSPORT」だろう。プレイステーション4に、FANATEC Podium racing wheel f1のシステムと4Kのモニターを組み込んでいる。シートは実際にモータースポーツでも使用されるレカロ製。カーボン素材のフルバケットタイプだ。FIAグランツーリスモチャンピオンシップでも使用される機材を体感できる、何ともぜいたくなひとときとなる。

STI_Gallery 

「グランツーリスモSPORT」のソフト自体も今企画展示の専用設定だ。STIが参戦するニュルブルクリンク24時間レースのコース約25kmをスバル車でドライブできる(スバル車しか選べない仕様となっている)。

STI_Gallery

しかも、グランツーリスモSPORT全世界チャンピオン 宮園拓真選手のゴーストを収録しており、世界一の走りを経験できるのだ。

実際に体験したのだが、未経験だったのでコース上を走るのもままならないうえに、8分台で周回するという宮園選手のゴーストが一瞬で見えなくなるという散々な状態だった。路面状態をフリクションやキックバックで伝わるステアリングを握りしめ、なんとかコースを一周したあとの腕の疲労感は相当なもの。ホンモノのレースカーを駆るドライバーってスゴいねと感心しつつ、以前にNBRレースカーの取材をしたときに、“いかに楽に走れるマシンを作り上げるかが勝利につながる”と辰己総監督が語ったことばがより身近に感じられた。実際レースカーの乗り心地はかなりいいらしい。

STI_Gallery

別のブースには、宮園選手や辰己総監督がニュルの攻略法を直筆で細かく指南したホワイトボードがある。これとじっくり向き合いながら、シミュレーターに挑めばレコードラインを踏めるかもしれない……。過去のレースのできごとなども記されていたりと見どころも十分以上にある。

STI_Gallery
STI_Gallery

シミュレーターやホワイトボードには今後、スーパーGTでドライバーを務める井口卓人選手や山内英輝選手、さらには辰己英治NBR総監督がドライブしたゴーストの収録することも検討中とのこと。

RELATED

RANKING