2021/09/23 カー用品

データシステムのスカイトップビューを装着して使ってみた。真上からの映像表示に“なるほど納得”の出来

SKY TOP VIEW

Data System

SKY TOP VIEW SKY812
価格:2万3980円


SKY TOP VIEW

汎用性高し! リヤカメラ1つで真俯瞰映像を生成し、後退駐車をサポート

バックで駐車するとき、「駐車枠内に対して斜めだったり、どちらかに寄りすぎたりしてバシッと止められない」とか「車両周辺の様子がイマイチわかりにくい」といった、駐車に苦手意識のある人に特に注目のアイテムが、データシステムの「スカイトップビュー SKY812」だ。

SKY TOP VIEW

これは、リヤに取り付ける1カメラだけで、後退すると真上から見下ろしたような映像を生成し、ディスプレイに表示する先進性あふれるアイテム。一般的なリヤビュー映像と合わせて表示されるので、駐車時の安心感はグッと高まる。

最近の新車では、前後左右に装着したカメラ映像を合成して真俯瞰の映像を映し出す、いわゆる「全方位モニター」の装着が可能だが、十数万円と高価だ。スカイトップビュー SKY812は、データシステムの独自技術により1カメラのみでこれと似た真俯瞰映像を構築。しかも、車種を選ばず装着可能なうえ、価格は2万3980円とリーズナブルに導入できるのだ。

SKY TOP VIEW
SKY TOP VIEW
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編集部所有のレヴォーグに取り付け、使ってみた。後退するとディスプレイ左側の黒かった部分に路面が描かれていく。斜めに見えていた駐車枠も、ハンドルを戻しながら後退すると駐車枠が車体と並行になっていくのがわかる。結果、左右の白線と並行に駐車できた。これはいい。

ただし、後方はリアルタイムの映像だが、リヤバンパーより前側の映像は過去のものとなり、すべてのエリアがリアルタイムではない。俯瞰映像の車両左右、前方については目視で十分に注意を払う必要がある。また、切り返しなどで、シフトレバーを操作すると過去の映像がリセットされ、俯瞰映像がなくなる(5秒間、10秒間保持する設定もある)点は考慮されたし。

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ともあれ、安全・安心な駐車をサポートし、狙った駐車位置にビシッと収められる気持ちよさは、価格面も含めて満足感が得られるはずだ。

 

ドライバーWeb編集部

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