2021/10/19 コラム

アルファベット2文字にどんな思いが!? 短すぎる車名6選

●懐かしいフォードKa…「Ka」ってどんな意味?

■いすゞ mu

元号が昭和から平成に変わったバブル景気真っ只中の1989年、いすゞから突如現れたのが「mu(ミュー)」だ。

ビッグホーンのメカコンポーネンツを使って開発されたスペシャルティSUV。2シーターのピックアップ的な「ハードカバー」(3ナンバー乗用)、同じく荷室を幌掛けにしたソフトトップ(1ナンバー商用)の2タイプでデビューした。

車名は「ミステリアス・ユーティリティ」の頭文字。「謎に包まれた不思議な機能を持ったクルマ」という意味で命名されたが、その使い勝手はまさにナゾだった。

ちなみに、主力市場の北米名は「アミーゴ」で、親しみやすさはこちらのほうが上だった(スペイン語で友だちの意)。翌1990年に4シーターの「メタルトップ」、1991年に4速ATをそれぞれ追加。1995年には5ドアロングの「ミュー・ウィザード」が登場し、ナゾは少しずつ解消された。1998年、2代目にフルモデルチェンジ。


●全長4135㎜×全幅1780㎜のショート&ワイドなプロポーションは、前後のブリスターフェンダーが特徴的。ガソリンの2.6L直4OHCでデビュー、1990年に2.8L直噴ディーゼルターボが追加搭載された

ドライバーWeb編集部

RELATED

RANKING