2021/04/09 カー用品

オールシーズンタイヤで豪雪アタック!北欧ノキアンタイヤの最新モデル「シーズンプルーフ」極限テスト

北欧ノキアンタイヤから初上陸のオールシーズンタイヤ



フィンランドのタイヤメーカー、ノキアンタイヤからオールシーズンタイヤ「ノキアン シーズンプルーフ」がこの4月に日本で発売される。


●ノキアンタイヤの最新オールシーズンタイヤ「シーズンプルーフ」

このシーズンプルーフは、欧州圏で発売されていたウェザープルーフというオールシーズンタイヤの後継モデル。タイヤサイピング、トレッドデザイン、ラバーコンパウンドを刷新することで、ドライ、ウエット、スノー路面でのパフォーマンスアップが図られている。また、ポルトガルやスペインなど温暖な西ヨーロッパでの要望を反映して、ドライ路面での耐摩耗性を高めているのも特徴だ。


●テスターはタイヤ師匠こと、斎藤 聡氏。BMW 1シリーズに装着して実走

トレッドデザインは、オールシーズンタイヤのトレンドであるV字デザインに縦溝を組み合わせている。スノー、ウエット、シャーベット路での排水・排雪性を向上、また縦溝底部にスノークローと名付けられた突起加工を施すことによって、雪上でのトラクション性能を高めている。


●V字に組み合わせられた縦溝が特徴

コンパウンドは、ハイ・シリカコンパウンドを採用。寒冷時のゴムの柔軟性を確保するとともに、ウエットグリップを確保し、さらには転がり抵抗の低減も図られている。


●テスト当日はマイナス4℃。それでもゴムは柔らかさを保っていた

ちなみに欧州のタイヤグレーディングによれば転がり抵抗性能C/ウエットグリップ性能B。日本のグレーディングに置き換えると、転がり抵抗性能A/ウエットグリップ性能bに相当。省燃費タイヤとしての要件も備えているわけだ。

ドライバーWeb編集部

RELATED

RANKING