2017/12/27 ニュース

ワゴンを冒険心を駆り立てるSUVルックにしちゃいました! スズキ XBEE発売!

スズキは、使い勝手に優れ広い室内空間を持つワゴンと、アクティブに使い倒せるSUVを融合させた小型クロスオーバーワゴン「XBEE(クロスビー)」を、2017年12月25日に発売した。クロスビーは、ワゴンに求められる広い室内空間と、日常の使い勝手のよさに加えて、個性的で愛着のわくデザインや、雪道などのラフロードでの走破性、SUVの実用性を兼ね備えた新ジャンルのコンパクトSUV。街乗りからアウトドアスポーツなどのレジャーシーンまで幅広く対応する。 

使いやすさと遊び心を満たすパッケージング

パッケージングは、取りまわし性に優れるコンパクトなボディサイズながら、大人5人がしっかりと乗れる居住性や積載性を実現。後席の足元空間にもゆとりがある。Aピラーを立てたことで頭上空間にもゆとりが生まれ、前席ヒップポイントを高めに設定。見晴らしのいいアイポイントによる運転のしやすさと乗降性を両立した。175/60R16の大径タイヤを採用。最低地上高は180mmを確保することで雪道やラフロードでの走破性も期待できる。 エクステリアデザインは「いっしょに毎日の楽しさを広げていきたくなる”愛すべき相棒”」をコンセプトに、力強さと愛着のわく意匠を与えた。SUVらしいワイドで力強いボディデザインと、丸みのあるやわらかな印象のヘッドライトやグリル形状で親しみやすさを表現している。インテリアは、2本のパイプフレームをモチーフにした横基調のインパネデザインでたくましさと広さ感を演出。外から見える両端部にはキャップをかぶせたり、エアコンルーバーやシフトパネルのシルバー塗装やメッキによる加飾、インパネやドアトリムのアイボリーのカラーパネル、車体色により3色のパイピングが施されるシートなどで上質感と遊び心を演出している。
●ハイブリッドMX

●ハイブリッドMXのインテリア。フレイムオレンジパールメタリック×ブラック2トーンルーフのシートには、カラーアクセントが入る。ハイブリッドMZならカラーパイピングも施される
 
●ハイブリッドMZは、ボディカラーに合わせて3色のシートパイピングが入る。左からアイボリー、オレンジ、アイボリー
機能面では、フルフラットや助手席の前倒しなど多彩なシートアレンジのほか、後席シートをバックドア側からも操作可能なシートバックスライドレバーの採用し、手軽に荷室容量が増やせるといった使い勝手よさもアピールポイントだ。後席背もたれ背面や荷室フロアは汚れの取れやすい素材を採用(ハイブリッドMZ)するなど防汚性にも配慮している。

●ハイブリッドMZは、後席背面と荷室フロアに汚れなどを拭き取りやすい素材を採用した”防汚タイプラゲッジフロア”を搭載
また、荷室下のラゲッジアンダーボックスは2WDなら特に大容量で、ラゲッジボードを外せば背の高い荷物も積載可能だ。ボックスは取り外して洗えるので、汚れたものの収納にも使える。
●荷室下の収納スペースはFF車が81L、4WD車が37Lの容量を確保する
 

アクティブに使い倒せる走行性能

走行性能としては、1.5L自然吸気エンジン並みの出力とトルクを実現する1L直噴ターボエンジンを全車に搭載。これに6速ATが組み合わされる。また、このエンジン初のマイルドハイブリッド仕様とすることで、FFで22.0km/L、4WDは20.6km/L(JC08モード)の燃費性能を実現。余裕の走りと環境性能を両立した。4WDシステムはビスカスカップリング式を採用。通常走行時は前輪側よりに駆動力を配分。雪道など滑りやすい路面では前後輪に最適な駆動力を配分する。また、路面や走行シーンに合わせて「スポーツ」、「スノー」、「グリップコントロール」、「ヒルディセントコントロール」の4つのモードが選べる。
●4WD車はインパネセンターに駆動配分などの走行制御モード(スポーツ、スノー、グリップコントロール、ヒルディセントコントロール)スイッチを配する。
 新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。ボディ剛性と軽量化を両立。車両重量はFF車で960kg、4WDでも1000kgだ。 

充実の安全装備

安全装備は、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」に加え、スズキの小型車で初となる後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を装備する。このほか、「誤発進抑制機能」、「車線逸脱警報機能」、「ふらつき警報機能」、先行車発進お知らせ機能」、「ハイビームアシスト」がある。なお、これらはハイブリッドMZに標準装備とし、ハイブリッドMXは「スズキ セーフティ サポートパッケージ」としてメーカーオプション設定される。さらにオプションの「全方位モニター用カメラパッケージ」に、車両の周囲を真上から360度確認できる「3Dビュー」を採用。安全運転支援機能を充実させた。経済産業省や国土交通省などが普及を推進するセーフティサポートカーの「サポカーS ワイド」に該当する。
●デュアルセンサーブレーキサポートを搭載。クルマと歩行者を検知可能だ

●スズキの小型車で初搭載となる後退時ブレーキサポート。リヤバンパーに内蔵した4つの超音波センサーで車両後方の障害物を検知。衝突を回避または被害軽減を図る


●全方位モニター用カメラパッケージには、真上からの映像に加え、3Dビューを搭載発進時の周囲確認をサポートする
 

バリエーション&価格

ハイブリッドMZ…FF車:200万3400円/4WD車:214万5960円ハイブリッドMX…FF車:176万5800円/4WD車:190万8360円  クロスビーの詳しい情報はこちら 
スズキ  http://www.suzuki.co.jp

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